【ご参考】金庫の選び方と設置場所のおすすめ

こんにちはひろすです。

ご自宅に金庫は設置されていますか?

金庫なら開け方のちがいだけでどれも大して変わらないと思っていませんか?

実はそんなことないんです。

防盗性能や耐火性能、設置方法や取り回しなど、いろいろあります。

金庫導入したけれど空き巣に簡単に持っていかれた。火事になって金庫は残っていたけれど中身の重要書類が真っくろこげに・・・

なんてことになる前に金庫の違いを知ってから購入しても遅くはありません。

警備会社に勤めていた経験をもとに防犯の視点を含めた金庫の違いを記載しました。

これから金庫を導入しようとお考えでしたら、本記事を読んでいただければ参考となりますので是非ご最後まで読んでみてください。

金庫の開け方

シリンダー錠、ダイヤル錠、テンキー暗証番号、指紋静脈認証、カードキー、他扉の開放履歴の残るものもあります。

いずれも家の人、関係者のみが開錠できるようになっていますので鍵も暗証番号もしっかりと管理しておくことが大事です。

シリンダー鍵やダイヤル錠タイプのもの以外は電源供給がないと開けることができませんのでコンセント抜け、電池切れには注意しておく必要があります。

鍵でも暗証番号その他にしても、それぞれの開け方があります。その「鍵」となるものを紛失してしまうと金庫を壊す以外には中身を取り出すことは困難です。

警備会社に勤務してた時、鍵をなくした、暗証番号がわからない、何とかして開けてくれといった要請が結構ありました。

技術部署とやり取りしますが、結局壊す手配をすることなります。

金庫は製造元ですら壊さず開けることが困難なのです。

話が少しずれますが、認証や電子ロックで開錠するタイプでしたら、その機械が壊れた時にどうやって開放させるのか販売元にしっかり確認しておきましょう。

金庫の種類

・耐火金庫

耐火金庫は、おもに火災対策として使われます。

地震の衝撃や火災を想定してつくられます。

いくつかの規格がありますが、加熱試験、落下衝撃試験により基準を満たしたJIS規格、UL規格の記載がされているものがよいです。

他にも規格がありますが、落下衝撃試験等の検査基準がないものもあります。

参考までに60分試験、120分試験のJIS、UL規格での耐火試験の内容です。

耐火30分:843度
耐火60分:927度
耐火120分:1,010度
庫内温度177度以下となっていること、金庫の中に新聞紙を入れておき読める状態となっていることが合格基準です。

フレキシブルコンピュータディスク耐火性能
火災により電子機器やデジタルメディアを熱から守れるような性能を有した金庫があります。熱に弱いデジタルメディア用の耐火基準は、上記試験で52℃、湿度80%未満に保たれたものとなります。フレキシブルコンピュータディスク用耐火性能が記載されます。

以下はWikiより引用しています。
日本産業規格(JIS)
日本工業規格、(Japanese Industrial Standards)の略称。産業標準化法に基づき、認定標準作成機関の申し出又は日本産業標準調査会(JISC)の答申を受けて、主務大臣が制定する規格であり、日本の国家標準の一つである。

アメリカ保険業者安全試験所(UL)
アメリカ合衆国イリノイ州ノースブルックに本拠を構え、試験、検査および認証を行う企業。認証企業として、世界10位前後の規模を持つ。材料・部品・装置・道具類などから最終製品まで、機能と安全性の規格基準を設定し、同時に評価方法を策定、実際に評価試験を実施する。

いずれの耐火金庫も一定の火災に耐える事ができますが、耐火能力を超えた火災に遭遇すれば中身が焼失することはあります。

・防盗金庫

防盗金庫は、おもに防犯目的で使われます。

日本セキュリティファニチュア協同組合連合会(日セフ)がドリルやハンマーなどの工具による破壊行為や、バーナーによるガス熔断に耐えられるかをテストして、防盗基準を設定し、その基準をクリアしたものを防盗金庫としています。

参考までに日セフ連試験の種類、等級、 試験時間を記載します。
(1系列当たりの正味実施時間)
耐溶断・耐工具試験
TRTL-15 15分
TRTL-30 30分
TRTL-60 60分

耐工具試験
TL-15 15分
TL-30 30分
TL-60 60分
TS-15 15分 2系列(施錠装置への攻撃、扉をこじ開ける試み及びカンヌキを開放する試み)の試験を特定の工具により15分間行います。

金庫の設置方法と取り回し

・通常設置
 家人のみがわかる場所に設置し、金庫自体の重さと大きさで持ち出しが困難な場所に設置することで防盗しています。

大きさや形を工夫したものもありますので押し入れや引き出しの幅に合わせたりもできます。

・床固定設置

設置場所の床にベースボード(鉄板)を置き、金庫の内側から接続固定することで持ち出しができないようにしているものです。

コンクリート床であればその床に穴をあけ、金庫を固定設置することも可能です。

金庫自体を盗んでいく手口に対する対策となります。

どのような金庫でも時間さえかければ破壊し中身を取り出すことは可能なのですが、この金庫に関しては設置された場所でしか破壊工作できないので警報装置等と組合わせることで絶大な防盗性能を備えることになります。

ただ設置には工事業者による施工の為、金庫単体+設置費用となりお高くなります。

しかし重要な保管物があるのであればこのタイプの選択以外にはないとみてよいです。

・壁埋め込み

文字通り壁に埋め込んで設置します。

銀行や金融機関の金庫はこのようになっています。通常の事務所やご家庭で設置することはないでしょう。

・手提げ型

小型で常に持ち運びができるタイプの金庫になります。

防犯性能としては無しに近いですが、常に監視できる手元付近においておける金庫として有効です。

金庫の設置場所のおすすめ

防犯の観点含めた金庫の設置場所は以下がおすすめです。

・金庫の重量に対応できる場所に設置します。重さがありますので、傷んだ床や傾きがある場所に設置することは避けたほうがよいです。

・人の出入りの多い入り口や窓から離れた場所に設置します。

・普段目につかない納戸や押し入れに設置する時は、金庫の寸法をスペースにあったものに合わせたほうが良いです。

金庫ごと持ち出しにくくする為です。

ダミー金庫も別の場所に置いておくのも効果的ですよ。

以上となります。ぜひ金庫導入前の判断の材料にしていただければと思います。では良き安心ライフを。

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