
こんにちは、ひろすです。
年度末も迫り、来期の昇給が気になる時期になっている方も多いのではないでしょうか。
2020年度はコロナ禍ということもあり昇給どころか会社の存続もあやしくなっているかもしれません。
でも会社員として生活していると来期の昇給は気になりますよね。
私も20年数年会社員として生活してきましたので、この時期の評価面談に気をもんできました。
なかなか思ったように昇給していかないこともありました。
昇給したければ評価をあげていくしかないわけですが、会社の評価基準ってよくわからないことがあります。
会社や上司にどうすれば自分を評価してもらえるのだろう?
気になるところです。
今回の記事では会社に評価の基準を確認する方法について自分の経験含めご説明します。
評価の基準がわかれば、評価されない時もやみくもに努力する必要がなくなります。
是非最後まで読んでください。
目次
評価されない理由を評価面談で確認

評価面談の制度がある前提で進めていきます。
社内評価が昇給の基準に満たないので評価されない
社内評価の基準を満たしていないかもしれません。
一般的には数字で確認できる成果と、それ以外を合わせて評価となります。
数字以外には周囲への影響、仕事に忠実で協力的であったか、会社の信頼を損なう行為がなかったかといった行動の結果と上司の推薦などです。
自社の仕事の評価制度を確認
まずは上司に直接、評価の方法を聞いてみたほうが良いです。
何故なら、評価の方法がわからなければやる気が空回りしてしまうからです。
自分が会社に求められているものは何なのか。
単刀直入に昇給するにはどうすればいいのか聞いてみましょう。
上司からしたら、そんな質問はしょっちゅう受けているので遠慮はいらない。
軽くいなされることもありますが、それもふくめて確認するべき。
上司自身の評価をあげる為に協力できることはなんなのか
上司が会社から評価されなければ、当然部下も評価されにくいわけです。
ということで上司にさりげなく聞いてみたら営業職でないのに、「売り上げに貢献しろ」の一言。
畑違いのこんな要求も出るかもしれません。
でも聞いてみなければわからないことが発見できることもあります。
自分の評価を主張するだけでなく会社や部署の方針、目標、利益を上司に確認してみることも重要。
そのうえで自分の職務の中で貢献できることは何なのかを明確にして協力していきたいですね。
自分の成果にこだわる

どうすれば今の職場の売り上げがあがるのか、どうすればお客さんに感謝されるだろうか、どうすればもっと処理を早く終わらせられるのか。
自分の仕事の中で成果を出していくことは大前提。
自分に自信を持って成果を主張する 謙虚すぎない
「成果を主張するのって苦手なんだよね。」
すごくわかります。
まじめに頑張っていれば必ずだれか見ていてくれる。
そう思っていた時期が私にもありました。
でもこれはもったいない。
自分の1年の成果を数字で表す。
案外、上司は数字もふくめ把握していないことがあります。
何をどれだけ売ったのか。
安売りせず利益でどれだけ貢献できたのか。
業務改善施策の提案数、実施数、結果などのトータル数字をまとめて提示など。
業務の記録は定期的にエクセルなどでまとめておくと提示しやすくなりますよ。
数字を把握していれば、説明もしやすいです。
ここで注意なのは、その数字がはたして評価の対象になるものなのかという点です。
提示した内容と照らして確認すれば、自身が考えている評価と会社、上司の評価とのアンマッチがわかるわけです。
その年はダメかもしれませんが、来期からその基準をもとに仕事にのぞめば、やみくもに努力するより格段に評価されやすくなりますよ。
禁断の手法 上司の上司に評価方法をきいてみる
評価の基準が直属の上司の回答ではどうもあいまいで腑に落ちない、よくわからないといったことがあります。
その場合、上司の上司に社内評価基準を聞いてみるという手もあります。
とはいえ「直属の上司が評価基準を教えてくれない」など、ド直球で上司の顔をつぶしたら印象が悪くなるだけのことがありますので注意が必要。
「参考までにどのような部下を評価するのか、どのような点があれば昇給させてもよいと考えているのか(ぶっちゃけ基準は何なのか) を是非勉強させてほしい」といったことを評価面談、会議など機会をとらえて確認してみましょう。
それでもあいまいだったり突き放された回答であれば、そこで次のことを考えます。
ちなみに、私はこれを実践して昇給したことがあります。
うまくいった時は今後の対応と感謝の気持ちをしっかり伝えると評価する側も安心するので忘れずに。
評価されないし辞めたい!でも仕事を辞める判断はまだ早い 環境変更のススメ

それでも、評価方法があいまいで昇給基準が不明確であれば、社内で異動願い、部署変更を申し出てみます。
環境を変えることを検討するのも大事。
人が人を評価するので、成果だけでなく好き嫌いや印象で評価が分かれることもあります。
もっと仕事の幅を広げて、より会社に貢献したい旨をアピールして部署変更、異動願いを出すことも一つの手です。
それでもうまくいかなければ、まずは転職活動をしてみてはいかがでしょうか。
転職活動と転職することは同じではありません。
他の会社と比較することで自分の状況がそんなに悪くないと思えるかもしれません。
反対に他の会社の方が自分にとって納得できるものであれば、さらに活動を進めていけばよいかと思います。
そのうえで会社を辞める決断にいたれば、有無をいわず辞める判断をします。
終わりに:会社員である以上、労働の対価をあげる交渉から逃げないほうがいい
会社もない袖は振れないかもしれませんが、やりがい搾取といった言葉もあります。
会社と労働者では考え方が違うのです。
あくまで自分の人生を豊かにするために、お金を稼ぐ手段として会社を利用していくのであれば
昇給の要求もふくめ自分の環境をコントロールできるよう努力していくべきと考えます。
自分のスキル向上と合わせて会社の利益に貢献し、対価として昇給交渉できるのがいいですね。
どうしても合わなければ転職も手段の一つかと思います。
以上、「仕事が評価されないのはなぜ?原因究明の方法と手段」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
では、また。