
こんにちはひろすです。
本日は読書感想文です。
全世界で2800万部のベストセラーとなったスペンサー・ジョンソン著の「チーズはどこへ消えた?」です。
読んだことのある方、名前だけは聞いたことがあるといった方も多いのではと思います。
本書を一言でまとめてみると「現状維持はダメですよ」ということです。
なぜだめなのか?
どうすればよいのか?
1時間で読み終わる薄くて読みやすい本ですが、そんなスペンサー・ジョンソンの主張が物語の中にちりばめられています。
私も本書を読んでいろいろな気付きを感じましたので、そんな主観を交えつつ要点をまとめてみました。
3分で読み終わりますので是非最後までお付き合いください。
あらすじ
簡単にまとめました。
物語の登場人物
小人の2人=かしこくてよく考える。慎重で保守的。
ネズミの2匹=かしこくはないが鼻が利いてすぐ動く。楽観的であまり考えすぎない。
物語の内容

1.小人2人とネズミ2匹はチーズを求めて迷路の中を探していた。
2.やがてチーズを見つけて大喜び。でもある日、突然チーズがなくなってしまう。
3.ネズミは新しいチーズを見つけに旅立つ。小人はチーズがなくなった理由を探して悲観に暮れる。
4. 小人の一人は現実を受け入れ、 チーズを探す旅にでることを決意する。
5.チーズはなかなかみつからない。常に恐怖にかられつつも、探索を続行。
6.少しチーズが見つかる。不思議なことに、探索することが逆に安全に感じるようになる。
7.最後に大量のチーズを見つける。先にみつけていたネズミは、意外にも歓迎してくれた。
8.このチーズもいつかなくなるかもしれない。でも常に新しいチーズはどこかにあると信じて、行動すれば報いはある。
という物語をベースに作者の主張が語られるわけです。
物語の主張から気付くこと
この物語では、思考停止の現状維持は危険であるということを「チーズはある日突然なくなる」という言葉で置き換えられています。
そして、常に新しいチーズはどこかにあり、 それを探しに行くこと自体にも価値があるとされています。
普通に生活していると新しいチーズを探せと言われても、根拠のない主張のように思えてしまい、なかなか行動に移せないものです。
しかし従来の価値観とは異なり会社に属さず生活している人もいます。
やはり新しいチーズはどこかにはあって見つけている人もいるということなんですよね。
今の生活に閉塞感を感じているのなら、ネズミのように何も考えず、まずは動いてみるのが実は最適な解決方法だったりするのかもしれません。
その他にも思考停止して現状維持をすることの危険性について語られていますが、これは会社員をしているとなかなか意識できないです。
会社員って現状維持のかたまりみたいなものです。
私も会社員の頃、変化することは大嫌いでした。
会社の方針で「これから新しい業務に〇〇を始める」なんて指示が来たときはもううんざり。
いままでのルーチンを変えなければならないので感じるのはストレスのみ。
やらされている感いっぱいでした。
でも新しい業務で始めてみると、大して大変ではないことに気付くことは多かった。
今にして思えば経営側は現状維持に危機感を持っていて、常に変化を実践していたのだなぁと。
ただ、末端の人には何に危機感があるのか伝わってこないので反発を生みやすいですよね。
まとめ
小人も最後は自分で思考してチーズまでの道を探し進んでいきます。
大事なのは変化を受け入れ、新しいチーズを探し出す思考と行動を実践していくことであり、経験の蓄積を得ることであると。
やってみたら意外と大したことはないよと本書では教えてくれているように思えます。
ぜひ一度、本書を手に取り作者の主張の詳細を読んでみてください。
本記事とは異なる新しい発見と気付きがあるにちがいありません。
以上、「思考停止の現状維持はヤバイ!「チーズはどこへ消えた?」で考えた」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
では、また。