
厚い本や専門書を参照しながらパソコンのキーボード入力することはないでしょうか?
手書きでノートをとるだけなら片手で本を押さえておけば特に問題はありません。
ところが、パソコンでメモやマインドマップを作る時はどうしても両手でキー入力が必要になってきます。
厚い本や新品の本だとタワミが強く、本を押さえてないと閉じてしまうことがよくあります。
少し読んで、本をひっくり返して、入力して、またひっくり返して続きを読む・・・。
これは実にわずらわしい!
そこで、そんなわずらわしさから解放してくれるのがブックスタンドです。
今回カール事務器のブックスタンドBKS-820を購入してみましたので使用感含めレビューします。
パソコンや料理、ハンドメイドの作業をする時など参考資料を読みながらキー入力や両手で作業をしたいときはこれ1つで解決できます。
すでに他のブックスタンドを使用していても、文庫などの小さい本でページがめくりやすいものをお探しならこれオススメですよ。
ブックスタンドの利点
本を立てて読むことができるようになる為、前かがみの姿勢にならなくなり読書をしても首が疲れにくいです。
両手も自由です。
資料の本を参照にしながら、パソコンでキーボード入力といった作業が格段に楽になります。
パソコン画面と本の視点移動も減るので目も疲れにくくなりますよ。
カール事務器のブックスタンドを使った感想
良かった点
他のブックスタンドをいくつか使用してみましたが、本の大きさによっては押さえがきかなかったり、強すぎたりして使いにくいものがあります。
アーム部分 (本を押さえる部分)の作りの粗いブックスタンドだと、本がこすれたりして破れてしまうことがありました。
このブックスタンドにはそのような粗い部分があまりないです。
アームは左右独立して動くので、開いた本のページ量が左右どちらかにかたよっていてもしっかり固定できます。

強いタワミがある本も、やわらかすぎず固すぎないアームの適度な力加減で押さえてくれるので、本を傷めず開いたまましっかりキープしてくれる。
このブックスタンドは専門書、文庫本どちらもアームの押さえが適度な強さで本を押さえるので片手でもページ送りしやすい点もオススメです。
スタンド自体の寸法が小さいので大きめの本をたてかけると傾くこともありますが、本の位置とスタンドの角度を調整すれば特に問題なく使用感はあまり変わりません。
ぱっと見、他のブックスタンドに比べ地味な感じですがシンプルで平らにおりたためるので収納もしやすい。
圧倒的に軽くてかさばらないので持ち運びしやすく、作業場所を選びません。
「今日はリビングで資料まとめたい」といった気分の時も容易に移動させて本をひろげることができます。

気になる点
使ってみて気になった点もあります。
台座のプラスチックの溝に本の見開きを引っかけて本が滑らないようにしているので、見開きの下の部分がつぶれやすいです。

ページが破れたり本自体が傷むほどつぶれることはありませんが気になるかもしれません。

その他のポイントまとめ
・「文庫や新書であれば、最大400ページまでセットすることができる」といった仕様ですが、自宅の600ページの本でも特に使用感はかわりませんでした。
・アームとアームの間は10cmほどなので、文庫本ほどの小さな本でも押さえておける。
・ブックスタンドの角度は背面の40度~80度の7段階で簡単に変更できるので、光の反射で見ずらい時も調整しやすい。
・スマートフォン、タブレット台としても使える。
カール事務器のブックスタンドBKS-820の特徴と仕様

スタンドの状態にすると奥行15.1cm、横幅21.1cm、高さは最大17.4cm。
重さは345 g。
折りたたむと1.9cmの薄さなので収納もかさばらない。
鉄製で頑丈な作りの割に軽い。
どこにでも持っていけて簡単に広げて使えます。

ひっくり返すとゴムの緩衝材が取り付けてあり、滑り止めと机が傷つくのを防いでくれています。
このような気づかいのある点も良いかと思います。
まとめ
実際にブックスタンドを使ってみると感じますが、本を立て掛けることで首が前かがみの姿勢にならず読書が疲れにくくなります。
両手が自由になるので本を参照にしながらパソコンで同時に作業ができるようになります。
カール事務器のブックスタンドは、押さえ部分も適度な力加減で本を傷めず片手でもページ送りがしやすいブックスタンドです。
文庫から厚めの本まで幅広く使用できます。
ぜひ試してみてください。
パソコンやハンドメイドで資料を読みながらの作業がはかどること間違いありません。
以上、「片手でもページがめくりやすいカール事務器のブックスタンド(書見台)のレビュー」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。