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強盗など凶悪な犯罪の発生をニュースで聞くと体感治安の悪さを感じる方は多いのではないでしょうか。
1人暮らしでは外出するたびにお住まいは無人になり、万が一の不審者の対応もすべて自分でこなすことになります。
女性に限らず男性でもアパート・マンションに一人暮らしをする際にはしっかりとした防犯対策を意識したいところです。
被害に遭わないためにも自分でできる防犯対策でセキュリティを強化しておきましょう。
アパート・マンションの物件を選ぶときに注意しておきたい防犯対策
一人暮らしをはじめるときはアパート・マンションの物件を選ぶことなります。
選んで生活をはじめてから対応すべき防犯対策もありますが、まずは選ぶ時点からも注意しておきたいところです。
アパート・マンションを選ぶときの防犯対策で注目したい次の3つのポイントがあります。
- 防犯設備が充実しているかどうか
- マンション周辺の環境の良さ
- 2階以上の部屋を選ぶ
事項から順番にみていきましょう。
1.防犯設備が充実しているかどうか
防犯カメラやオートロックなど防犯対策がしっかりされているマンションは防犯性が高く安心感があります。
次のような防犯設備があるマンション・アパートがおすすめできます。
防犯カメラ
不審者は見られることや監視されることを避ける傾向があります。
防犯カメラが設置されているだけで犯行を諦める可能性があり効果的です。
オートロック
オートロックのあるマンションも一人暮らしの防犯対策として重要です。
住民以外の人が入りにくい仕組みとなっているので不審者の侵入を防ぐことが出来ます。
モニター付きインターホン
相手を確認することが出来るので居留守を使えば不審者を部屋に入れさせないことができます。
防犯性の高い鍵
ディンプルキーやカードキーは防犯性に優れています。
ディンプルキーとは鍵に丸いくぼみがある鍵で、鍵穴内部の構造が複雑で不正解錠(ピッキング)に強い特徴があります。
また鍵穴を使わないカードキーも不正解錠に有効です。
防犯ガラス
衝撃に非常に強く、壊そうとすると大きな打撃音で侵入を諦めさせることができ、高い防犯効果があります。
宅配ボックス
配達員と顔を合わせずに荷物を受け取ることができるので、不審者が配達員になりすまして侵入する犯罪の防犯対策になります。
ホームセキュリティサービスがある物件
最近は警備会社に加入済みのマンション、アパートが増えています。
とくにセコム、アルソックのステッカーが貼られた物件を目にすることが多いのではないでしょうか。
24時間体制で不審者や緊急事態に備えているので、何かあった場合もすぐに駆けつけ対応が期待でき安心です。
最初からセキュリティが充実している賃貸
最初からセキュリティの高い賃貸物件を選ぶことも重要です。
たとえばレオパレス21の場合、オートロックゲート、防犯カメラ、一階窓は防犯ガラスが採用されています。
最初からセキュリティレベルの高い賃貸物件を選べば、自分で対応する防犯対策が少なくできておすすめです。
2.マンション・アパート周辺の環境の良さ
マンション・アパート周辺の環境の安全性も重要です。
物件を選ぶ際は明るい昼間だけではなく夜も訪れて確認することが大切です。
マンション周辺の具体的なチェックポイントをみていきましょう。
・治安が良い地域
不動産会社に聞いて犯罪がなく治安が良い地域かどうかを確認しましょう。
・交番や病院など24時間空いている公共の施設が近くにある
いざという時に駆け込める場所が近くにあると安心です。
・街灯が多く明るい
明るい道で帰れるかどうか確認が必要です。
・大通り沿いなど人通りが多い
不審者は人目につくのを嫌うので、人の目が多いと安心です。
3.なるべく2階以上の部屋を選ぶ
マンション・アパートでは1階が最も侵入しやすくなっています。
侵入口となる玄関・窓などが地面に接し、入りやすく逃げやすいからです。
防犯対策としては2階以上の部屋を選ぶことがおすすめといえます。
注意点として、室外機など2階への足場があればベランダなどからでも簡単に侵入される可能性があります。
屋上からロープで下の階に侵入される事例もありますので、安心せず2階以上でも追加の防犯対策を考えておくことは重要です。
アパート・マンションで生活をはじめた後の防犯対策
ここまでは防犯面から見る一人暮らしにお勧めな物件選びについて見てきました。
次にアパート・マンションを選んだ後の一人暮らしに意識したい重要な防犯対策5つを紹介します。
- 外出時は必ず施錠する
- 市販の防犯グッズを利用する
- 個人情報を見せない
- 鍵を防犯性の高い物に変更する
- ホームセキュリティサービスを導入する
1.外出時は必ず施錠する
警視庁の資料によると、無施錠の扉や窓から侵入する窃盗被害が最多となっています。
空き巣や不審者は常に侵入できる隙を狙っていると考え、短時間の外出でも鍵をかけましょう。
2.市販の防犯グッズを利用する
市販の防犯グッズを利用することもアパート・マンションに一人暮らしをするときの防犯対策に有効です。
代表的な市販の防犯グッズをかんたんに説明します。
センサーライト
人感センサーと照度センサーを備え、夜に人がセンサー検知範囲に入ると明るく照らします。
夜間の防犯対策に効果的です。
ドアスコープカバー
ドアについているドアスコープは内側からしか見えないと思いがちです。
実際には外側から内側をのぞく被害の事例があります。
ドアスコープカバーを取り付けることで、外から部屋の中を覗かれないようすることができます。
サムターンカバー
サムターン(ドアの内側についているロック用のつまみ)を回して解錠するサムターン回しに効果的です。
粘着テープで取り付けることができるものが多く簡単に取り付けられます。
補助錠(玄関、窓)
補助錠を取り付けることによって侵入に時間をかけさせることが出来ます。
工具なしで簡単に取り付けられるものも多くおすすめです。
防犯カメラ
ベランダなどに防犯カメラを設置することも防犯対策として有効です。
実用的かつ防犯意識の高さがアピールでき、抑止による防犯性が高まります。
防犯ステッカーと併用すれば犯罪抑止効果が高まります。
窓用防犯ブザー
衝撃があれば大音量で周囲に知らせることができるので侵入を諦めさせることができます。
防犯フィルム
ガラスの耐久度が上がり破れにくくすることができます。
賃貸住宅にも貼ることは可能ですが、管理人の許可が必要です。
また綺麗に貼ることも剥がすことも難しいのでプロの防犯フィルム施工業者にお願いするのも良いでしょう。
3.個人情報につながるものをなるべく見せない
個人情報につながるものをなるべく見せないようにしておくことが防犯対策として重要です。
とくに名前は性別が特定できてしまうため注意します。
マーキングのチェック
マーキングがないかもチェックしておきましょう。
マーキングとは、玄関やポスト、インターフォンなどに家族情報などを暗号化しメモのように書き残しておくことをいいます。
もし見覚えのない数字やアルファベット、記号があれば除光液などで消しておきます。
表札は名字だけにする
表札は名字だけにしておくことも重要です。
郵便物の宛名を見られないように郵便受けに鍵をかけておくようにもしておきましょう。
洗濯物やカーテンに気を配る
洗濯物で住人の情報が分かって狙われてしまう可能性もあります。
特に女性一人暮らしと分かれば狙われやすくなります。
男性物の下着や洋服と一緒に干したり、バスタオルなどで他の洗濯物が見えないように干す、下着は部屋干すなど配慮する必要があります。
カーテンも外から室内が見えにくい遮光カーテンやミラーレスカーテンにして中の様子が見られないように配慮しましょう。
4.鍵を防犯性の高い物に変更する
最近の賃貸マンション・アパートでは、以前住んでいた人が合鍵を作っている可能性があります。
防犯上の問題から入居時に鍵の交換がされていることが多いですが、念の為、管理人や不動産屋に確認しておきましょう。
もし交換されてなければ、ディンプルキーなど防犯性の高い鍵への交換をおすすめします。
5.ホームセキュリティサービスを導入する
事前に管理人への確認と許可は必要ですが、賃貸マンションでも個別にホームセキュリティサービスを導入することが可能です。
自分でできる防犯対策の場合、通報の機能がなく、無人をねらった侵入や周囲が気が付かない可能性により不安が残ります。
ホームセキュリティサービスは異常があれば十分に訓練を受けた警備員がその場にすぐに駆けつけてくれます。
また防犯性の高い機器と警備会社のステッカーが犯罪抑止になります。
ホームセキュリティの利用はマンション・アパートに一人暮らしをするときの防犯対策としてもっとも効果的といえます。
まとめ
アパート・マンションに一人暮らしをするうえで最低限おさえておきたい防犯対策を紹介してきました。
1人暮らしではお住まいを無人にすることも増え、万が一の犯行にも自分自身で対応することになります。
しっかりとした防犯対策をしておく必要があります。
まずはできることから実践していくことが大切です。
市販の防犯グッズも複数組み合わせて使うとより防犯性は高まります。
一方で防犯グッズだけでは少し不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
防犯グッズだけで泥棒や不審者が犯罪を諦めてくれれば良いのですが、そのまま犯罪を行う可能性もないとはいえません。
在宅時に不審者と鉢合わせすることがもっとも不安な要素です。
個人での防犯対策には限界はあるため、24時間365日監視できるホームセキュリティの利用がおすすめといえます。