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「家に泥棒が入ったかも?どうすればいい?」
「家に泥棒や空き巣が入ったら、何をする必要がある?」
このような疑問に説明します。
私は警備会社に勤務し、警備員として駆けつけや泥棒被害後の防犯強化の対応をしてきました。
泥棒が入った後の対応や被害直後にやってはいけないことを経験をもとに解説します。
知っておくだけでも、万が一のときに冷静に対応できますので最後まで読んでみてください。
泥棒・空き巣に入られた直後の対処
家に帰ってきたら、扉がおかしい。窓が開いている。
このような場合は泥棒や空き巣がお住まいに侵入した可能性があります。
どうすればいいのかわからず、パニックになることがあるかもしれません。
まずは泥棒・空き巣に入られた直後に何をすべきか説明します。
すぐに110番通報
携帯やスマホで110番をしましょう。
説明がうまくできなくても、警察は対応に慣れています。
住所を詳しく説明できなくても問題ありません。スマホや携帯のGPSで通報場所は伝わっています。
まずは110番のボタンを押すことが重要です。
警察が到着してから状況の確認をする
警察が到着してから家の中を詳しくみていきます。
警察の到着なしに家の中を調べると大きなトラブルになることがあります。
自分の家とはいえ、警察の到着を待ち、指示にしたがって対応することが重要です。
泥棒や空き巣に入られた直後のやってはいけない3つのこと
家に帰ってきたら泥棒や空き巣に入られたことに気がついたとき、注意しておきたい3つのことがあります。
順番に説明していきます。
家の奥まで入っていかない、すみやかに家から出る
泥棒や空き巣に入られたことに気がついた場合、110番連絡しつつ、すばやく家をでます。
のんびり状況を観察していてはいけません。
泥棒が家の中にまだいるかもしれないからです。
鉢合わせしてしまうと逃げ道がなくなります。
泥棒が強盗になる可能性があり、とても危険です。
荒らされた部屋が気になっても、そのままにしておく
何を盗られたのか、部屋の中が気になって調べたい気持ちになるかもしれません。
でも警察が到着して一緒に確認するまでは、そのままにしておきましょう。
犯人が残した足跡や手がかりを自分が消してしまうことがあるからです。
部屋をそのままにしておいて、警察の捜査に協力をすれば早く犯人が捕まる可能性があります。
ドアの破損やガラス破片に触るなら準備をしてから
空き巣や泥棒が入ってくるときにドアやガラス窓を破壊しているかもしれません。
すぐに片付けしたくなる気持ちはわかりますが、ガラス片やドアの金属は想像以上にするどく、準備をしないと大きな怪我をすることがあります。
被害にあった直後は混乱していることも多く、行動や動作が雑になりがちです。
軍手や厚手のタオルを利用する、肌の露出を避けるなど、冷静に準備をしてから作業することで別のトラブルを避けることができます。
泥棒被害の後の対応
警察が到着して家の中を一緒に確認した後の対応を説明します。
警察の調査
被害状況などを警察が確認し調査します。
足跡の確認、指紋の採取、被害状況の撮影などをすることになるでしょう。
邪魔をしないように指示にしたがってください。
盗難届・被害届の作成
盗難届・被害届を作成することになります。
警察の指示に従って対応するようにしましょう。
ドアやガラス窓の応急処置と修理手配
ドアや窓が破壊された跡はガラスや金属が鋭く尖っていて、少し触っただけでも手が切れてしまうことがあります。
そのままにしておくと非常に危険です。すぐに窓や扉の修理屋を手配しましょう。
修理までの応急処置として、段ボールや新聞紙、ガムテープか養生テープを準備し、開いたままの破壊跡をふさぎます。
軍手や手袋をして、なるべく尖った部分を触らないように作業します。
応急処置が危険であれば、誤って触れないように周りを規制しておくとよいでしょう。
盗難の後処理、各種手続き
盗難にあったものが分かり次第、各種手続きをすぐに対応しましょう。
クレジットカードや通帳が盗まれていたら、関連会社や金融機関に利用停止の連絡をしておきます。
実印、土地などの権利書類、身分証明書等の盗難があれば、それぞれの関連機関に連絡して対応を相談します。
盗難後の被害の拡大を防ぐようにすることが大切です。
保険会社に連絡しておく
盗難保険に入っていなくても、家財の被害などの補償が火災保険などから出る場合があります。
まずは加入している保険会社に連絡し相談するとよいでしょう。
泥棒・空き巣が入ったら、なるべく早く防犯対策
防犯カメラや防犯グッズ、ホームセキュリティの利用などですぐに防犯を整える対処をしましょう。
なぜ早く防犯対策をするべきなのかは次の理由によるものです。
空き巣・泥棒は同じ家を狙う可能性
空き巣や泥棒は一度入った家を何度も狙うことがあります。
お住まいの様子がわかり慣れて仕事がしやすくなることや、防犯対策される前にもう一度入るといった理由を考えることができます。
実際に複数回の被害にあった方々のホームセキュリティ導入のお手伝いをした経験がありました。
いずれの方も防犯対策を後回しにしていたことが共通点です。
地域で被害を聞いた場合、防犯意識を高める
被害にあっていなくても、周辺地域で空き巣被害が多発しているとご自宅も狙われる可能性があります。
「ウチには盗るものなんてない」はよく聞くフレーズですが、泥棒・空き巣はそのように考えていないかもしれません。
相手次第のこともありますので、施錠の徹底や防犯対策を意識しておきましょう。
実際に盗られるものがなかったとしても、窓ガラスが破られたり、ドアが壊されたりすると修理費用がバカにできません。
警備会社によっては、短期間でホームセキュリティ開始できる場合がある
実際に空き巣・泥棒被害にあったら、ホームセキュリティの利用も有効な対策案の一つです。
「被害にあったので、すぐに対応してほしい」旨を伝えることで、最優先に対応してもらえる警備会社はあります。
通常では開始まで1週間〜2週間程度かかるホームセキュリティですが、私が所属していた警備会社では計画から工事まで3日で終わらせて運用を開始したこともありました。
今まさにあなたが泥棒被害にあった直後なら、すぐに警備会社に連絡することをおすすめします。
セコム:0120-756-892もしくは0120−025ー756
アルソック:0120ー39ー2413
まとめ
家に泥棒・空き巣が入ったらどうするべきか、注意点も含めて説明してきました。
110番通報をすると警察が対応の指示や協力をしてくれます。
泥棒・空き巣と鉢合わせするなど被害を大きくしないためにも、自分一人で行動しない心がけが重要です。
また一度被害にあった場合はすぐに防犯強化をしましょう。
防犯グッズやホームセキュリティなどを有効に活用することで安心して生活できるようになります。