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【帰ってきたら家の様子がおかしい】家で不審者と鉢合わせしない方法

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不審者と鉢合わせしない方法アイキャッチ

「家に帰ってきたけど、なんとなく家の様子がおかしい。」

今回はこんな不安を感じた時の家への安全な入り方を、警備員の経験をもとに説明していきます。

私自身はさいわい不審者と鉢合わせしてケガをするといったことはありませんでした。

不審な点のあることに気がついたらむやみに入っていかず、慎重に外まわりの点検をしてから中に入ることを守っていたためです。

家の様子がおかしいと不安を感じた場合やストーカ被害で帰宅に不安があるといった状況の方の参考にしていただければと思います。

 

まずは外から家の周辺の確認

いらすとや不審者家

はなれた場所から家の様子を見てみます。

家の付近に見たことのない車や自転車などが止められていないか観察してみます。

車の中や、車の影に人がいないかも含めて離れた場所からよく見てみます。

死角になりそうな場所も覚えておきます。

 

スマホなど連絡できる手段を準備

スマホを準備の図

知人、家族、警察へすぐ連絡できるようにスマホなど通信手段を用意します。

警備員なら管理センターで発信器を通して監視してもらうことができますが、普通は誰かに監視してもらうわけにはいきません。

そんな時の為にとっさに助けを求めることができるようスマホを片手にもっておくとよいです。

言葉がだせなくても現在位置の情報もふくめて緊急通報する手段があります。

くわしくはこちら記事をご参照ください。

不安を感じた時のiPhoneを使った簡単な非常通報の方法

家に入る前に一周見まわりしてみる

よその家の敷地に入らないように家を見まわりしてみます。

家の外回りの確認で不審な点を発見することができれば、家の中で侵入者と鉢合わせする危険はかなり下がります。

以下の点に注意しながら確認してみましょう。

  • 窓が開いていないか、割られていないか、ドアや玄関が開いていないか確認(できれば手でさわって)
  • 地面には普段置いてないようなもの(足場となる箱、はしご、工具など)が置いてないか注目
  • なるべく音を立てず、 家のかど、よく見えない死角は距離をとって大回り

不審な状況を発見した時は、すぐに知人や家族に連絡しましょう。

状況によっては遠慮せず警察に通報します。

 

家のまわりに問題なければ、家の中を確認

家の中を慎重に確認の図

壁を背にして視界を広くとりながらゆっくり確認していきます。

背中は見えないので安全を確認できるまでは壁を背にしていたほうが、次の行動がとりやすいです。

物音がしないか、置いてある靴が乱れてないか、足跡がないか、普段ないものが落ちていないかに注意して確認していきます。

「おかしいな」と気づいたら、その時点で家の外に出て知人や家族など複数名と一緒に確認するか、警察を呼んで確認しましょう。

逃げ道を常に意識しておくこと、自分一人で何とかしようとしないことが重要です。

 

不審者と鉢合わせしてしまった場合

タイミング悪く不審者と鉢合わせしてしまった場合は次のような対応をすることになるでしょう。

  • 逃げること
  • 助けを呼ぶ
  • 大声を出す
  • スマートフォンの非常通報操作、110番通報
  • 最終手段として格闘をする

いずれも不審者と鉢合わせした後では危険であり、普段から訓練していないと対応できないかもしれません。

 

警備員の場合も不審者と鉢合わせをしないように細心の注意をして対応しますが、覚悟を決めて対応する訓練もしています

不審者に対しては所持してる警棒を構え、非常通報装置を同時に作動させ大声で威嚇します。

とっさに大声で威嚇されると不審者はひるむことがあり、行動の余裕をつくれる場合があります。

 

まとめ

連絡手段を確保して、外側から少しずつ安全かどうかを確認していくといったイメージです。

おかしな点が見つかったら、すぐに通報することが大事です。

警察にこんなことで連絡しても大丈夫?と思うこともあるかもしれません。

警察に確認したところ「不安を感じただけでも連絡していただければ対応します。」といった回答を受けています。

万が一もあるので、警察の協力を仰ぐことを遠慮する必要はありません

一人で家の周りを確認する場合、逆に自分が近所の人に不審者扱いされない?と心配される方もいるかと思います。

間違って他所の家の敷地に入ってしまうと、自分が不審者となってしまいますのでご注意を。

自宅の敷地であれば、遠慮なく家の見まわりしましょう。

 

どうしても治安の不安を感じるなら警備会社のホームセキュリティを検討することもおすすめです。

警備会社のホームセキュリティを導入した場合、留守の時の自宅を監視し侵入者に対する抑止力にもなります。

 

以上、元警備員による「家で不審者と鉢合わせしない方法」のご説明でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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