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ホームセキュリティは高齢者と子どもの見守りに非常に強い効果を発揮します。
しかし見守りといっても高齢者向けと子ども向けにはできることや使い方に違いがあります。
警備会社に十数年勤務し、駆けつけから見守りの計画も対応してきた私がホームセキュリティの見守りを説明します。
見守りたい対象にあわせてホームセキュリティの利用を検討すると期待を外さず失敗しない使い方ができるでしょう。
ホームセキュリティは2つの見守りに便利
ホームセキュリティは防犯や防災の監視だけできるわけではありません。
健康不安をかかえる高齢者、子どもだけで留守番をする機会が多いご家庭ではホームセキュリティの見守りが便利です。
24時間眠らず休まずセンサーと通報システムが作動しているからです。
月々数千円の費用はかかりますが、不自由や心配を減らす便利さと安心を感じることができるでしょう。
事項から具体的な高齢者向け、子ども向け、それぞれの見守りについて説明していきます。
ホームセキュリティが高齢者の見守りに適した理由
ホームセキュリティの高齢者の見守りは次のような家族の心配に対応できます。
- 一人暮らしの高齢者が生活できているか不安
- 離れて暮らす親の健康状態
- ガス漏れや鍋の空焚き、ストーブの消し忘れなどの火災の不安
- 不審者や泥棒の被害
- 高齢者相手のセールスや居座りなど
ホームセキュリティは防犯防災にかぎらず、自動でSOSを出す機能、ボタンを押すだけでSOSが出せる機器が充実しています。
一人暮らしの高齢者がより安心して生活できる環境になり家族の心配を減らすことができるでしょう。
ホームセキュリティの高齢者の見守りでできる3つの機能
防犯防災だけではなく、高齢者向けにおすすめできるホームセキュリティの機能は次の3点です。
- 持ち運べる救急ボタンなどで助けが呼べる状態が作れる
- 24時間眠らずに生活や健康状態を見守る
- 24時間受付の健康不安を相談できる付加サービスが利用できる
順番に説明していきます。
一般的なホームセキュリティではなく高齢者の見守りに特化し、料金を低く抑えたホームセキュリティもあります。
こちらの記事にもまとめているので参考になさってください。
【見守り比較】高齢者が使いやすい見守り用ホームセキュリティの選び方
続きを見る
持ち運べる救急ボタンなどで助けが呼べる状態が作れる
ホームセキュリティには持ち運びできる救急SOS用の通報装置があります。
高齢になると不安があっても「家族に迷惑をかけたくない」と我慢しがちです。
家族は心配になるのではないでしょうか。
SOSしてもらうことが仕事の警備会社をはさむことで、迷惑をかける理由はなくなります。
ベッドから落ちて這い上がれない状況など、救急車をよびにくいけれど助けがほしいときなどは警備員の駆けつけが便利です。
我慢することはなく、駆けつけなどで警備会社が適切な対応をしてくれます。
救急通報が便利な点はもう少し詳しくこちらにもまとめています。
ホームセキュリティの救急(緊急)通報とは?「こんな時に便利」を解説!
続きを見る
24時間眠らずに生活や健康状態を見守る
24時間眠らずに生活や健康状態を見守るライフリズム監視(安否確認)もホームセキュリティでできることの一つです。
ライフリズム監視(安否確認)とは、決められた時間内にセンサーの反応がない場合、高齢者が動けない状態になっていると自動で判断し通報する機能です。
怪我や病気で動けなくなっていても、ライフリズム監視の自動通報で助かることがあります。
一般的にはセンサーを玄関やトイレの扉など生活動線に設置して利用します。
センサーに反応がなければ自動で通報してSOSを出すため、特別な操作はいりません。
ライフリズム監視は一人暮らしの高齢者の見守りには最もおすすめできるホームセキュリティの機能です。
利用できるホームセキュリティの代表例としてセコム、アルソック、CSP、全日警などが対応しています。
24時間受付の健康不安を相談できる付加サービスが利用できる
24時間受付の専門家への健康相談ができるサービスをオプション追加できる警備会社もあります。
健康不安があっても心配をかけたくないと家族に相談しない高齢の方も少なくありません。
家族とは別に、気軽に健康相談できる環境があればより安心して生活できるでしょう。
お子さんをホームセキュリティで見守りたい理由
ホームセキュリティの子どもの見守りは次のような場合に有効です。
- 夫婦共働きで留守にしがち
- 子どもが家に一人でいることが多い
- お住まい周辺治安があまり良くなく心配
- お子さんが火の扱いをする不安
お子さん一人の心配な点は自宅であってもお子さんが犯罪に巻き込まれるケースです。
下校から家に入るときに不審者も一緒に入り被害にあうというニュースも目にすることがあります。
警視庁の資料(警視庁子ども・女性の安全対策に関する有識者研究会 )でも子供が犯罪被害にあう場所として住宅が高い比率を占めています。
世界で一番安全であるべき自宅を狙う不審者、犯罪者がいることも事実です。
またお子さんだけの時に心配なのは、火の扱いです。
普段から「台所をつかったらダメだよ。」と教えていても、好奇心でお子さんがコンロをつかわないともかぎりません。
お子さん一人だけで留守番をさせることが心配になる方は多いのではないでしょうか。
お子さんを一人だけにする機会が多い方は、上記のような心配に対してホームセキュリティが有効利用できます。
子どもの見守りでできる4つのこと
通常のホームセキュリティにある防犯防災の機能に加え、子どもの見守り向けホームセキュリティの機能は次の点です。
- 留守番の子どもを防犯センサーで見守る
- 火災センサーで火事の監視
- 帰宅時のタイミングが親のスマホに通知
- 押すだけでSOSがだせる非常通報ボタンでセールス、居座りや入ってきた不審者対応
留守番の子どもを防犯センサーで見守る
家の中にいる状態でホームセキュリティを作動させることで、防犯センサーがお子さんを見守ります。
お子さんが家の中から出ていってしまうことや外からの不審な侵入を監視できるので、センサーに反応がなければ何事もないと安心できます。
またセンサーが反応した場合、警備会社のオペレーションで状況の確認と駆けつけてもらうこともできます。
共働きで子どもだけの留守番が多い方にはホームセキュリティが安心できて便利です。
火災センサーで火事の監視
子どもだけが留守番をしているとき、好奇心で火を扱ってしまうことも心配になります。
ホームセキュリティの火災センサーは初期火災の監視ができるため、警報の鳴動で逃げることや自動通報で助けを呼ぶことができます。
子どもだけで消火はむずかしいですが、命は助かる可能性があります。
子どもの火の扱いの見守りとしてホームセキュリティは有効活用できるでしょう。
帰宅したタイミングが親のスマホに通知
今のホームセキュリティはスマホ操作ができるものがほとんどです。
子どもが時間どおりに帰宅できたのか、ホームセキュリティの操作によるスマホ通知でわかるでしょう。
万が一、普段と違う状況であれば学校や塾に問い合わせるなど、早く行動に移すことができるようになります。
共働きで子どもの帰宅が心配な場合、ホームセキュリティの利用はおすすめといえます。
押すだけでSOSが出せる非常通報ボタンで不審者対応
ホームセキュリティは押すだけでSOSが出せる非常通報ボタンが利用できます。
子どもの帰宅をねらって入ってくる不審者、なかなか帰らないセールスや居座りに対し、押すだけで警備員が駆けつけてくれるのはお子さんにとっても安心ではないでしょうか。
留守がちで子どもだけになることが多いご家庭では、ホームセキュリティの非常通報ボタンが便利です。
まとめ
ホームセキュリティの高齢者向け見守りと子ども向け見守りでは使い方やできることに違いがあることを説明してきました。
健康不安や身体の不自由が増える高齢者の一人暮らしは家族としても心配になります。
ホームセキュリティは防犯防災機能だけではなく、特別な操作をしなくても自動でSOSする機能や緊急時にSOSを出せる環境をつくることができます。
最近では家族へ状況をスマホ通知してくれるため、離れて暮らす親へ確認の電話をかける回数を減らすことにもなるでしょう。
高齢者の見守り目的としてホームセキュリティを利用することはおすすめといえます。
お子さんの見守りでもホームセキュリティは力を発揮します。
帰宅時の操作はスマホ通知がくるため、離れていても普段どおりに帰宅できているかわかります。
お子さんの帰宅時や留守番時の不審者の対応に防犯センサーや非常通報ボタンが便利です。
火の扱いに不安があっても、火災センサーが監視をしてくれます。
お子さんや高齢者の見守りでできることを知ったうえで利用を検討すると間違うことはないでしょう。