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ホームセキュリティの防犯対策の説明にある「非常通報」とはどのようなもの?
110番通報とどう違う?
このような疑問に警備会社に十数年勤務し、非常時の駆けつけ対応をしてきた私が解説していきます。
ホームセキュリティの非常通報サービスがどのようなものかわかり、ホームセキュリティを利用するべきかの判断にもなるでしょう。
こんな時にホームセキュリティの「非常通報ボタン」
ホームセキュリティの非常通報ボタンは押すだけで警備会社にSOSを出すことができるのが特徴です。
警備会社はSOSを受けると警備員を出動させ、お住まいの状況とご利用者の安全を確認します。
一般的にどのホームセキュリティでも、利用を開始すると非常通報ができるようになっています。
次のような非常通報ボタンのタイプが用意されていることが多いです。
- ホームセキュリティ本体に非常通報ボタンが搭載
- 家の中どこででも持ち運びできるリモコンタイプの非常通報ボタン
ホームセキュリティの非常通報は次のような状況で使うとよいでしょう。
- 庭や塀から家の中をのぞこうとしている不審な人がる
- 不審者が家の中に入ってきた
- 変な物音が聞こえる
- 押し売りやセールスがなかなか帰らない
- パニックで電話がむずかしい時、押すだけでSOSがだせる
その他の状況でも不安に感じるときは、非常通報ボタンでSOSを出すことができるようになっています。
非常通報ボタン使用例の口コミ
SNSに興味深い非常ボタンの使用例がありましたので紹介します。
非常通報の誤操作でも堅実に対応
帰宅後ホームセキュリティ切り忘れて車に戻りちょっとナビいじってたら、侵入警報が。慌てて非常ボタン押す誤操作したら3分で警備会社と交番警官が、10分で刑事さんがご来宅。
(勿論警備会社には誤操作連絡済み)
5-6名の関係者様ご迷惑をおかけしました。ご近隣の皆様も何事かと思われたでしょう。— いつか 🇯🇵🇺🇦 (@itukawa) March 22, 2024
誤操作とはいえ、侵入警報と非常通報の2種類の信号で警備会社が緊急事態と判断しています。
侵入者が誤操作を偽っている可能性を考え、警備員の駆けつけと同時に警察通報し確実に対応している例です。
ホームセキュリティの非常通報ボタンに安心感がある
我が家はホームセキュリティに入っているんだけど、いろいろな意味で心強いなぁ。非常ボタンひとつで警備員と警察まで飛んでくるんだから。110番って、変なやつが家に入ってきたときには電話なんてしていられる状態ではないから。月々3150円です。(いきなり商売?)安心の金額としては安い。
— さといつ (@satoitsu) June 3, 2013
万が一のとき、押すだけで警備と警察がきてくれることに安心感がある口コミです。緊急時に電話をすることはむずかしく、押すだけのホームセキュリティの非常通報は使いやすく便利といえます。
非常通報ボタンを便利に使える方
緊急時や不安な時に便利な非常通報ボタンですが、このような方がとくに使いやすいでしょう。
- 単身赴任や出張などで妻と子どもだけが家にいることが多い
- 子供だけの留守番が多い
- 高齢の方の一人暮らし
- 女性の一人暮らし
- お住まい周辺の治安環境が良くない
いざという時に押すだけで警備員が駆けつけてくれるのは安心感があるのではないでしょうか。
非常通報ボタンが押された場合、警備会社は緊急事態が発生したと認識し、警備員の駆けつけ対応などのオペレーションを開始します。
駆けつけた警備員が状況を確認するので、1人だけや家族だけで不安に対応する必要はありません。
警備会社は状況に応じて警察と協力して対応することもあります。
不安な状況を最適な方法で解消できるのが非常通報ボタンの便利さです。
110番とホームセキュリティの非常通報の違い
110番通報とホームセキュリティの非常通報の違いは警察をすぐに呼ぶか、警備会社の対応を間に入れるかだけです。
110番通報をした場合、警察は確認に来てくれます。
しかし警察はパトカーで来る(時にはサイレンを鳴らして)ため、どうしてもご近所の興味を引いてしまうことがあります。
なるべく大事にしないで警備員で対応したい場合や状況によって警察通報の判断をしてほしい場合に非常通報が便利です。
また次のような状況では非常通報が便利です。
- 「家の前に不審者がいるような気がするけど、不審者ではないかもしれないし・・・。警察を呼ぶべきか判断できない。」
- 「自分だけで確認するのは怖い・・・。」
警備会社はご利用者に代わり、安全な状況か確認してくれます。
不安という理由だけでSOSがだせる点で警備会社の非常通報は使いやすいサービスといえます。
非常通報の駆けつけ早さには警備拠点数も重要
非常通報は緊急性が高いので、即時の駆けつけ対応をしてもらうことができます。
しかし警備員は警察と違い信号を守って駆けつけます。
警備拠点からお住まいまでの距離が遠い場合や別件対応先から駆けつける場合は、想定よりも時間がかかる可能性があります。
なるべくホームセキュリティを選ぶ時は、自宅と拠点が近い警備会社をえらぶとよいでしょう。
代表的な警備会社の拠点数を一覧にしました。
お住まいと警備拠点が近ければ、駆けつけの早さにも期待ができます。
拠点数の多い警備会社は自宅にも近い可能性があるので、拠点数の多さを選択候補に入れて問題はありません。
いくつかの警備会社に相談してお住まいから拠点の場所が近いか、最短どれくらいで到着できるか確認しておくとよいでしょう。
まとめ
ホームセキュリティの防犯対策にある「非常通報」を説明してきました。
ホームセキュリティの非常通報ボタンは押すだけ警備員の駆けつけ対応を要請できる非常時に有効なサービスです。
警備員はお住まいとご利用者の安全を確認し、状況によっては警察と協力して対応してくれます。
一人暮らしやお子さんだけの留守番が多いご家庭には、万が一のときにかんたんにSOSが出せて便利ですよ。
留守でも家にいる時でも安心できるホームセキュリティを比較しています。まだご利用していなければこちらの記事も参考になさってください。
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