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リフォーム中のホームセキュリティのトラブル。改装で余分な費用を発生させない注意点

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ホームセキュリティ改装のトラブルアイキャッチ

リフォームをお考えでしょうか。

もしホームセキュリティを利用しているなら、事前に警備会社と打ち合わせしておくことがおすすめです。

連絡なしにリフォームを進めてしまうとトラブルになることがあります。

私は警備会社に十数年勤務し、リフォーム時のホームセキュリティのトラブルをいくつも対応してきました。

本記事ではお住まいのリフォーム時に発生する可能性のあるホームセキュリティのトラブルを紹介します。

知っておくといざという時に対応に困らなくなるでしょう。

 

リフォーム時にありがちなホームセキュリティのトラブル

改装工事中のイメージ

警備会社に連絡をしていなかったことでリフォーム時にトラブルが発生することがあります。

ありがちなホームセキュリティのトラブルをご紹介します。

ホームセキュリティのセンサーを改装作業でどこかに持っていてしまう

ホームセキュリティの機器やセンサーを外していない状態で改装業者が作業をはじめてしまい、解体のゴミと一緒に持っていってしまうトラブルです。

たとえば窓枠を交換するとき、窓の開閉を監視するセンサー(マグネットセンサー)の一部を持って行ってしまうといった状況です。

ホームセキュリティを正常に作動させることができなくなってしまいます。

ゴミとして捨てられてしまったセンサーは見つからない、回収ができないこともよくあります。

センサーが回収できない場合、機器代金分がリフォーム費用に上乗せとなってしまうため、注意が必要です。

 

センサーを独自のやり方で外して取りつけるトラブル

警備会社の作業前に改装工事が進むと、独自のやり方でセンサーを外して取りつける改装業者がいます。

ホームセキュリティは警戒を切った状態であれば、一時的に異常信号を出さずにセンサーを取り外し、設置できるものがあります。

警備会社以外の人がホームセキュリティのセンサーを取り付ける場合、たいていは仕様を守った正しい設置がされていません。

のちのちホームセキュリティが正常に動作しない、誤作動が頻発するといった状況が発生します。

ホームセキュリティのセンサーは警備会社以外にさわらせないことが重要です。

 

センサーが壊されてしまう

改装作業中にホームセキュリティのセンサー類が壊されてしまうトラブルもよくあります。

改装業者がホームセキュリティのセンサーと知らずに解体作業中に壊してしまうことが原因です。

センサーとわからないことは防犯的にはベストですが、リフォームにかぎっては困ったことになります。

リフォーム作業前に警備会社によってセンサーを取り外しておく必要があるでしょう。

 

リフォーム後に防犯上の穴ができてしまう

リフォームをすることで防犯上の穴ができてしまうことがあります。

たとえば、もともと壁であったところを窓や扉にするといった改装の場合です。

本来であれば窓や扉はセンサーを設置しておくべき重要なポイントです。

リフォームによってお住まいにセキュリティの穴ができてしまうと、万が一の空き巣や不審者の侵入に気がつく事が遅くなることもあります。

リフォームするときは、内容を警備会社に伝えて警備強化も検討することがおすすめです。

 

リフォーム中のホームセキュリティ

リフォーム中はホームセキュリティが使えるのか心配になるかもしれません。

リフォームがお住まいの全面改装なのか、一部改装なのかで変わります。

リビングやキッチンなどお住まいの一部をリフォームする場合、一部のセンサーを停止させる、移動させるなどを警備会社が対応します。

たいていは普段通りにホームセキュリティを使うことができます。

一方、全面改装する場合、ホームセキュリティはほぼ使えなくなります。

警備の代替方法はご利用中の警備会社と打ち合わせる必要があります。

いずれの場合もリフォーム中の警備に関しては最善な方法を警備会社と相談して決めることになるでしょう。

 

リフォームには費用を上乗せで見積もっておく

警備会社と打ち合わせのイメージ

ホームセキュリティ中のお住まいでリフォームをするときは、機器の撤去と設置の2回の工事が必要となることがあります。

一般的にはセンサー撤去費用と設置の費用がかかります。

リフォーム費用には警備会社の費用を上乗せで考えておきたいところです。

またセンサーが増えたり減ったりする場合、ホームセキュリティの月額料金が変わることもあります。

改装業者のリフォーム計画ができた時点で警備会社とリフォーム内容を共有しておくことがもっともおすすめです

 

まとめ:リフォーム時は警備会社に連絡しておくと安心

ホームセキュリティ利用中にお住まいを改装するときは、警備会社に連絡しておくと安心です。

警備会社がリフォーム日時にあわせホームセキュリティの機器を一時撤去し、利用に困らない施策を考えてもらうことができます。

リフォームによる機器の破壊、紛失なども防ぐことができ、無駄な費用がかかりません

リフォーム後の新しいお住まいの間取りにあわせたセキュリティに穴がない警備計画にも期待できます

リフォームするときは警備会社に一報しておくことをおすすめします。

 

リフォームにあわせてお住まいの防犯性能を高める施策についてこちらにもまとめています。

興味がありましたら参考になさってください。

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