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防犯性能の高い住まいにはホームセキュリティ?防犯の落とし穴とその対策とは

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防犯性能の高い住まいホームセキュリティアイキャッチお住まい周辺の治安や防犯の対策の不安から、ホームセキュリティを検討されている方は多くいます。

しかしホームセキュリティだけで防犯性能の高い住居になるのでしょうか。

私は警備会社に十数年勤務し、お住まいにホームセキュリティや防犯性能を高くする施策をご提案してきました。

防犯性能を高くする方法とホームセキュリティの有効性、弱点とその対策について解説します。

ご自宅をより安心して住みやすい環境にするための方法や手段の参考になるでしょう。

 

防犯性能の高い住まいとホームセキュリティ

防犯性能の高い家のイメージ

一般的に防犯対策を十分に施した住居は次の施策を実行しています。

実行している項目が多いほどお住まいの防犯性能は高くなり、空き巣や不審者が入り込む隙は少なくなるでしょう。

ポイント

  • 鍵を強化している
  • 防犯砂利を敷地に敷き詰めている
  • オートロックのある住まい
  • ベランダや建物の死角に防犯カメラやセンサーライト
  • 窓ガラスに防犯フィルム
  • ホームセキュリティがある住まい

鍵を強化している

ディンプルキーの図

玄関の鍵をかけても、鍵穴へのピッキングで開けられてしまうことがあります。

ディンプルキーと呼ばれる窪みのついた鍵に変更することはお住まいの防犯効果を高めてくれます。

デインプルキーの鍵穴はピッキングがしにくく、鍵は複製が難しく合鍵工作を防ぎます。

 

防犯砂利を敷地に敷き詰める

防犯砂利は防犯性能を高くすることができます。

玄関、窓周辺の地面に敷き詰めることで不審者を音で目立たせることができるからです。

踏みしめるとザクッと比較的大きな音が出るので、夜の静かな時間だけではなく日中の警戒にも役に立ちます。

 

オートロックのある住まい

侵入経路として多いのが玄関など出入り口の無施錠です。

オートロックがあるお住まいは無施錠の心配が少なく、防犯性能が高いといえます。

ただしマンションのオートロックは他の住人と一緒に通り抜けることもできてしまうため、過信は禁物です。

 

ベランダや建物の死角などに防犯カメラやセンサーライト

お住まい周辺の道具を使いベランダに登って来たり、建物の死角をついて侵入を試みたりする不審者もいます。

防犯カメラやセンサーライトの設置はお住まいの防犯性能を高くしてくれます。

不審者は映像で残されることやライトで照らされることを避ける傾向にあるためです。

 

窓ガラスに防犯フィルム

窓ガラスに防犯フィルムを貼ることもお住まいの防犯性能を高くしてくれます。

不審者が窓ガラスを割りにくくする効果があるためです。

不審者の工作に時間をかけさせることは防犯対策として重要になります。

 

セコムは強力な防犯フィルムを販売しています。こちらの記事も参考になさってください。

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ホームセキュリティがある住まい

侵入を躊躇させ、防犯の抑止力となるのがホームセキュリティです。

ホームセキュリティはセンサーが反応すると警報と通報を行います。

空き巣や不審者が時間をかけて物色する時間を与えません。

外出中の無人の家の中に居座られることもできなくなります。

 

夜間の就寝中にホームセキュリティは防犯性能の高さを発揮します。

寝ているときに不審者が入って来ても、自分で気が付かない限り何もできません。

しかしホームセキュリティは寝ているときでもお住まいを監視しています。

不審者が夜を見計らって侵入してきた場合、センサーの反応と通報で警察や警備員を急行させ、警報で周辺の注意をひいてくれます。

ためしに夜間センサーを作動させたまま窓を開けてみた場合、大さわぎになることがわかるでしょう。

ホームセキュリティは侵入の抑止になり、不安な環境でも安心してすごせる高い防犯性能を持っているといえます。

 

ホームセキュリティの防犯性能が低いとされる理由とは

弱点のイメージ

ホームセキュリティは侵入されてからの通報となることが、完璧ではない落とし穴があるといわれる理由です。

たしかに自宅窓や扉を開けられてからセンサーが反応することは事実です。

センサー反応してからの警察への通報、警備員の急行となるため、到着まで数分以上かかることがあるでしょう。

 

この防犯性能が低いとされる落とし穴の対策はないのでしょうか

実は対策できるホームセキュリティはあります。事項で詳細を説明していきます。

 

ホームセキュリティは必要に応じて防犯性能を高くできる

対策のイメージ

ホームセキュリティは防犯性能を高くできるのかについて解説します。

不審者が敷地に入った時点で監視、通報できるホームセキュリティがある

セコムの「屋外画像監視サービス」は敷地の警戒ができるホームセキュリティ+αのサービスです。

警戒状態の家の敷地に不審者が入っただけでセンターが監視し通報をしてくれます。

具体的にはご自宅敷地にレーザーセンサーや赤外線センサーをめぐらし、防犯カメラで敷地を監視します。

不審者が敷地に入っただけでセンター監視が始まり警備員を急行させるため、不審者が家に入る前に対応をはじめることができ防犯性能の落とし穴をふさぐことができます。

ただしホームセキュリティに+アルファの機器設置やシステム料金がかかるため料金が高くなります。

 

いっそのことホームセキュリティではなく「屋外画像監視サービスだけでいいのでは?」と思うのではないでしょうか。

万が一とはいえ、屋外のセンサーやカメラの目をくぐって侵入者が自宅まで辿り着く可能性があります。

自宅を守るホームセキュリティも使い、二重の警戒体制にしておく必要はあるでしょう。

 

センサー数を増やせば防犯性能も高くなる

センサー数を増やすことで、センサー監視の隙間を減らすことができます。

たとえば2階や3階の窓などセンサーが付いていない場所にすべてに設置することで、無監視の隙間はなくなり強固なホームセキュリティとすることができます。

ただし、センサー数を増やすと警備会社に支払う料金も高くなる点は注意が必要です。

またセンサーを増やしすぎるとすぐに警報を鳴らしてしまう、頻繁に警備員が駆けつけてくるなど誤動作の多いホームセキュリティになる可能性があります。

 

警備会社は不安に対して最適な施策をしてくれる

セコム以外でも防犯カメラの設置、ホームセキュリティとオートロックの連動など防犯性能を高くする施策とノウハウを持っている警備会社はあります。

不安があれば最寄りの警備会社に相談することで、最善の手段を検討してくれるでしょう。

各社の防犯アドバイザーは防犯性能の高いプランを作り込んでくれます。

しかし警備拠点の距離や機器の使いやすさ、料金などに差はありますので比較してはいかがでしょうか。

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まとめ

住まいの防犯性能を高めるには、防犯砂利やオートロックや防犯カメラも有効です。

ホームセキュリティの利用も防犯性能の高いお住まいに最適です。

侵入後の通報をホームセキュリティの弱点として指摘されることもありますが、敷地に入った時点で反応できるシステムで対策している警備会社もあります。

ホームセキュリティは必要に応じて機器を増やすことができ、状況にあわせてお住まいの防犯性能を高めることができます。

防犯対策用品と併用すれば、より安心して生活できる環境となるでしょう。

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