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「ルンバを使っているけど、ホームセキュリティも利用できる?」
「今ホームセキュリティを使っているけど、ルンバ買ってきて使ってもいいのかな?」
本記事ではこのような疑問を解決します。
ルンバなどのお掃除ロボットとホームセキュリティは状況によって相性が悪く「どっちも使いにくい・・・」となることがあります。
私は警備会社に十数年勤務し、ルンバをご利用しているホームセキュリティユーザーの駆けつけ対応や対策をご提案してきました。
ルンバとホームセキュリティは問題なく利用できるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ルンバとホームセキュリティの相性が悪い理由
ルンバなどお掃除ロボットとホームセキュリティは使い方によって非常に相性が悪くなります。
センサーの誤動作が発生し、警備員の駆けつけや警報音を鳴動させてしまうことがあるためです。
具体的な理由を順番に確認しましょう。
ルンバとホームセキュリティとの相性が悪いのは外出している時だけ
実はルンバとホームセキュリティの相性が悪いのは、お住まいを留守にするときだけです。
ホームセキュリティの外出状態中にルンバが動き出すことがあるからです。
一般的なホームセキュリティは外出状態で室内の空間を監視するセンサー(パッシブインフラレッドセンサー)を作動させます。
ルンバが留守中に動きだすと、空間を監視するセンサーが反応する場合があります。
外出先から帰ってくると警備員の対応結果を見ることになるでしょう。
数回ならまだしも、頻繁に警備員がお住まいに入ってくることを良しとしない方は多いのではないでしょうか。
ルンバなどお掃除ロボットは自動で動き回る
ルンバなどお掃除ロボットは部屋の形にあわせて自動で掃除をしてくれるロボットです。
スケジュール動作させていると、人がいてもいなくても温かい排気を吹き出しながら掃除エリアを動き回り仕事をします。
ルンバの動きだけではなく、温かい排気がカーテンなどを揺らしパッシブインフラレッドセンサーを反応させます。
パッシブインフラレッドセンサー(人感センサー・空間センサー)の反応
ホームセキュリティの空間監視に利用されるパッシブインフラレッドセンサーは、人感センサーとも空間センサーとも呼ばれます。
パッシブインフラレッドセンサーは物体の温度の変化(赤外線量の変化)を監視しています。
たとえば、センサーの監視の目が床の温度(赤外線量)をとらえているとき、ルンバなど床の温度とは違うものが入ってくると急激な変化として反応します。
ホームセキュリティはセンサーの反応を「不審な侵入者が入ってきた」と認識して通報します。
一般的なパッシブインフラレッドセンサーの検知とホームセキュリティの反応はこのような仕組みです。
ルンバとホームセキュリティを問題なく使う方法
ルンバなどお掃除ロボットとホームセキュリティをうまく共存して使う方法はあります。順番に確認していきましょう。
パッシブインフラレッドセンサー(人感センサー・空間センサー)の位置か向きを変える
センサーがルンバに反応しないように監視範囲から外すことができるホームセキュリティがあります。
たとえばセコムであれば、センサーをペットと共存できる設置方法に変更することで、ルンバにも反応しにくい効果的な対策ができます。
セコム以外の警備会社であれば、センサーの位置や調整で対応できるか担当事業所に相談するとよいでしょう。
ただしセンサーの調整や設置方法の変更は有償となる場合があります。
またセンサーの監視範囲を外しても、お掃除ロボットからの排気の影響、物にぶつかった荷崩れの影響でセンサーが反応することもあるため過信はできません。
ホームセキュリティではルンバの対応とペットの対応は似ています。ペットと共存できるか疑問に感じた方はこちらの記事をご参照ください。
猫や犬がいてもホームセキュリティはできる?ペットがいても問題ない方法とは
続きを見る
ルンバなどをセンサーの監視範囲に入らないようにする
ルンバなどをホームセキュリティのセンサーの監視範囲に入らないようにすることも効果的な使い方です。
ただしお住まいのセンサーの位置を把握している必要があります。
ホームセキュリティを導入するときに渡されているセンサー配置図をもとに確認しておきましょう。
そのうえでルンバなどお掃除ロボットの設定変更を検討します。
侵入禁止エリアの設定
部屋の見取り図をもとに掃除しない場所の設定ができるお掃除ロボットがあります。
センサーのある部屋を自動で掃除させないようにすることで、外出中でも利用できるでしょう。
比較的新しいルンバにはスマホアプリで設定ができるようです。
侵入禁止の壁を作る
お掃除ロボットによってはアプリが対応しておらず、侵入禁止エリアを設定できない場合があります。
その場合は侵入禁止にできる壁をつくれないか検討するとよいでしょう。
ルンバでは追加のオプションで壁となる機器が販売されています。
留守のときはルンバなどお掃除ロボットを使わない
外出中に限らず、ルンバなどお掃除ロボットの仕事スケジュールは止めておくことがベストです。
在宅中にのみ動作させれば、ホームセキュリティに影響はありません。
最新のお掃除ロボットはスマホでも遠隔操作できるものもあります。
スケジュールを切ることを忘れて外出しても、スマホで操作して動作を止めることができるでしょう。
いずれにしてもルンバなどを外出中に作動させないことが重要な対策となります。
まとめ
ルンバとホームセキュリティの関係とどちらもうまく使うための方法を解説してきました。
ホームセキュリティをすでに利用している方でルンバなどお掃除ロボットを使うのであれば、少し使い方に工夫が必要です。
- センサーの調整を警備会社にお願いする
- ルンバの侵入禁止エリアを設定する
- 留守中にルンバなどを作動させない
いずれかの対応でホームセキュリティとルンバが干渉することはなくなり、使いやすくなります。
これからホームセキュリティを導入しようとしている場合は、ルンバの利用を防犯プランナーに話をしておくとよいでしょう。
最適な方法でプランニングしてくれるはずです。
なお当サイトでは独自調査で人気のホームセキュリティ6社を比較しています。興味があれば読んでみてください。
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