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ホームセキュリティは技術を駆使してお住まいの異常を見張り、すばやく対応するための警備システムです。
本記事では多くの方が気にする一般的なホームセキュリティの仕組みを解説します。
基本的な仕組みを理解することで、どのように生活を守ってくれるのか、警備会社ごとの個性や違いがわかるようになります。
ホームセキュリティの仕組みを知り、必要かどうかの判断にお役立てください。
なおホームセキュリティの基本操作や使い方はこちらにも記事にしています。
ホームセキュリティの基本性能と使い方!出来ることと出来ないことを元警備員が解説
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ホームセキュリティの基本的な仕組み
ホームセキュリティの緊急対応のプロセス
ホームセキュリティの緊急対応のプロセスは次のような流れです。
- ホームセキュリティのセンサーが反応or非常、救急通報ボタンが押された
- ホームセキュリティが管制センターへ信号を送る
- 管制センターが警備員へ駆けつけ対応指示
- 警察、消防、救急など関係する公共機関へも状況により通報、協力を仰ぐ
- 警備員が駆けつけてお住まいの安全を確認
管制センターを間にはさみ、それぞれの専門家が対応するのがホームセキュリティの特徴です。
お住まいの安全については、すべてお任せすることができるといえるでしょう。
ホームセキュリティの具体的な機能解説
ホームセキュリティの役割はお住まいの異常や困り事をセンターに通報することです。
次の機能を備えています。
- 防犯:何者かが防犯センサーを反応させると異常が発生と判断して対応する
- 非常通報:助けを呼びたいときにボタンだけで通報して助けを呼べる
- 救急通報:救急の助けを呼びたいときにボタンだけで通報して助けを呼べる
- 火災・ガス漏れ監視:火災やガス漏れ発生を自動通報してくれる
- 見守り:高齢者や病気の方をセンサーで見守る
救急通報と見守り、ガス漏れ監視がオプションとなっているホームセキュリティもあります。
警備会社によっては一部提供していない機能もあり、利用目的を明確したうえで比較検討することがおすすめです。
よく使われるセンサーと設置場所の解説
ホームセキュリティでよく使われるセンサーを解説します。
防犯センサー(窓・扉)
扉や窓やに設置し、開けると反応するセンサーです。
マグネットセンサーなどの名称でも呼ばれ、多くのホームセキュリティで利用されています。
鍵の施錠まで監視できるタイプもあります(アルソックのみ)。
人感センサー
家の中の空間を監視できる防犯センサーです。パッシブセンサー、空間センサーと呼ばれたりもします。
設置場所に決まりはなく、侵入導線を監視できるように設置します。
おもに留守時に作動させる使い方をします。
火災センサー
火災の監視をしてくれるセンサーです。
早期発見や避難を促し、通報対応してくれるので火災時の混乱時でも被害を抑えることに期待できます。
煙の発生を検知するタイプ、高温で反応するタイプがあります。
台所、寝室、階段上などに設置して使用します。
ガス漏れセンサー
都市ガス、プロパンそれぞれに適したセンサーがあり、ガス漏れを早期発見、通報できます。
非常通報ボタン
押すことで緊急のSOSが出せる通報装置です。
ホームセキュリティ本体に設置されているホームセキュリティが多いです。
持ち運びできるリモコンタイプもあります。
家の中で過ごすときには、手元に置いておくともっとも心強い機器です。
救急通報ボタン
救急SOSが出せるリモコンボタンです。
首からぶら下げるタイプなど、高齢者でも持ち運びがかんたんな作りが多いです。
セコムのマイドクターウォッチは腕に装着でき、転倒検知など機能が充実したものもあります。
その他のセンサー
- 窓ガラスに衝撃を加えた時点で反応できる振動センサー
- ジャロジー窓を監視できるジャロジーセンサー
- 金庫を監視する金庫センサー
お住まいの形状や設置物別の監視ができるセンサーもあります。
「特殊な監視センサーもある」程度に、ホームセキュリティの比較検討するときの参考になさってください。
ホームセキュリティの通信方法
ホームセキュリティは緊急ボタンが押されたり、センサーが反応したりすると通信回線を使って信号を送る仕組みになっています。
回線敷設が必要なホームセキュリティもあるため、さまざまな通信手段を知っておくと選ぶときに便利です。
センターには次の手段を使って信号を送信します。
- 電話回線
- インターネット回線
- 無線通信回線
ホームセキュリティは回線を1つ、もしくは2つを併用します。
警備会社によっては、電話回線やインターネット回線のいずれかがお住まいに引かれてないと使えないことがあります。
賃貸アパートで短期間利用したいときなどは少し困るかもしれませんね。
セコムやアルソックなどが使う無線通信回線は、お住まいに回線を引く必要がありません。
携帯キャリアの電波が入る環境であれば、ホームセキュリティが利用できるようになっています。
通信費用がかからず、無線通信で信号を送る仕組みのホームセキュリティが個人的にはおすすめです。
どのような通信回線が必要かはホームセキュリティによって異なります。
各社のセキュリティプランニングを受けるときに確認しておくとよいでしょう。
管制センターとの連携
異常を検知したホームセキュリティからの情報は、管制センターに即時通報され、警備員が駆けつける体制となっています。
機械をとおして24時間365日休まず対応が行われる仕組みになっています。
専門家が常に安全だけを見守っているので安心感があるのではないでしょうか。
警備員の駆けつけ
管制センターからの対応指示をもとに、お住まいに警備員が駆けつける仕組みになっています。
管制センターへ居場所や状況を報告しつつお住まいを確認します。
確認した対応結果はユーザーに報告し情報を共有することになります。
状況に応じて警察や消防への通報
不審者が入った、火災が発生、救助が必要といった状況にはすみやかに関係公共機関に通報する仕組みになっていますします。
警備員の駆けつけを待たず、センター判断で即通報といったオペレーションになることもあります。
駆けつけた警備員は関係公共機関に協力して対応することで、お住まいの安全をすみやかに確保します。
まとめ
一般的なホームセキュリティの仕組みについて説明してきました。
まとめると次のような仕組みでホームセキュリティは運用されています。
- お住まいが異常な状況のとき、信号を管制センターに送信する
- 電話回線や無線通信などで信号を送る
- ホームセキュリティ機器、管制センター、警備員がそれぞれの役割で緊急時に対応する
- 関係公共機関とも協力して対応する
ホームセキュリティは、機械で監視するだけではなく、警備の対応プロセスがセットになっています。
警備会社の対応があるため、自分だけで家族やお住まいを守る必要がありません。
不審者をよせつけず、仮に家に入ってきたときでも助けを求めることが簡単にできます。
高度なホームセキュリティの仕組みは生活に安心をもたらしてくれるでしょう。
ホームセキュリティの仕組みをしっておけば、セキュリティ会社の違いや理解が深まります。
ご自宅にもっとも使い勝手のいいベストなホームセキュリティを選び、安全な生活をおくりましょう。
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