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平屋がどろぼうに狙われてしまう3つの理由とは?おすすめの防犯対策を徹底解説!

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平屋の防犯対策

階段での移動がなくバリアフリーにも対応しやすいためシニア世代に人気がある平屋です。

コンパクトでありながらも広々と空間を利用することができ、家族とのコミュニケーションが取りやすいこともあり子育て世代の若い家族にも人気が高まっています。

そんなシニア世代、若い世代にも人気の平屋ですが、防犯面からみてみると少々心配な点もあります。

平屋が狙われやすい理由とおすすめの防犯対策について、警備会社でお住まいの防犯にたずさわってきた私が徹底調査しました。

できるだけの防犯対策をすることで、安心して暮らせる平屋とすることが可能です。

ぜひ最後までよんでみてください。

 

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平屋が狙われてしまう3つの理由

平屋のイメージ

階層がなく、動きやすく暮らしやすい平屋ですが、空き巣や不審者に狙われやすい次の3つの理由があります。

  1. 室内の様子が把握されやすい
  2. 塀や植木が不審者の身を隠せる死角になりやすい
  3. 平屋は開口部が多く、侵入しやすく動きやすい

防犯対策の前に平屋が狙われやすい原因を順番に確認していきましょう。

 

1.室内の様子が把握されやすい

次の2点の理由で平屋は広い開けた場所に建てられることが多いのではないでしょうか。

  • 空間での見晴らしや動きやすさを意識するため
  • 2階がない分、家族で住むにはある程度の土地面積を必要としているため

開けた広い場所に建築され周りに塀や植木が少ない場合、見晴らしは良いものの、外からも中の様子が見やすくなります。

不審者や泥棒にとっては下見がしやすく、間取りなどはかんたんに把握されることになるでしょう。

室内の様子が把握されやすいことは防犯的には大きな不都合となります。

 

2.塀や植木が不審者の身を隠せる死角になりやすい

1.とは逆に塀や木を植えて目隠しをしてしまうと、不審者が身を隠せる死角を増やす可能性があります。

平屋の場合は2階など上から敷地を見下ろすことができず、視点の低さが死角を作りやすくなります。

死角があるのは不審者や泥棒にとっては好都合です。

ある程度プライバシーも守れるバランスの良い外構づくりが大切です。

 

3.平屋は開口部が多く、侵入しやすく動きやすい

平屋は開口部を多くすることで開放感を意識されていることが多く、階層もありません。

空き巣や不審者にとっても物色に動きやすい建物です。

建物の高さは低く、すべての開口部(窓や玄関、勝手口)が侵入しやすく逃げやすい環境となります。

 

以上3点から平屋が防犯対策が必要な理由を説明してきました。

それでは実際どのような防犯対策をすれば良いのかみていきましょう。平屋の防犯対策8選を紹介します。

平屋の防犯対策7選

平屋の防犯対策

平屋は空き巣や不審者が狙いやすい建物です。しっかりとした防犯対策を意識しましょう。

具体的なおすすめの防犯対策を説明します。

 

1.ホームセキュリティの導入

防犯対策としてもっとも安心な手段はホームセキュリティサービスの導入です。

警備会社は建物の形状に合わせた防犯性の高い機器を取り付けてくれます。

ホームセキュリティが異常を検知すれば、防犯に関して豊富な知識を持ち十分な訓練を受けた隊員がその場にすぐに駆けつけてくれます。

警備会社のステッカーは空き巣や不審者に防犯意識の高い家と認識させるため、犯罪抑止の効果にも期待ができます。

なお当サイトではホームセキュリティを比較ランキングにしています。興味があればこちらも読んでみてください。

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2.防犯ガラスの設置

開口部の多い平屋には防犯ガラスの設置もおすすめといえます。

防犯ガラスとは合わせガラスの一種で、ガラスとガラスの間に樹脂などでできた中間膜(厚さは0.76mm以上)を挟み込んだガラスのことです。

中間膜があることで穴を開けにくく、壊そうとすると大きな打撃音で侵入を諦めさせることができます。

 

開口部の多い平屋の防犯対策として効果的な防犯ガラスですが、注意しておきたいことは次の2点です。

  • 決して破れないわけではない
  • 設置コストは安くない

防犯ガラスだからといって割れないわけではありません。

何度も衝撃をあたえれば割れてしまいます。

あくまでもガラス破りに時間をかけさせて侵入を諦めさせるのが目的であることを覚えておきましょう。

防犯ガラスは防犯性試験に合格したcpマークがついている商品を選ぶと安心です。

 

また防犯ガラスは通常のガラス窓よりも設置コストが高くなります。

中間膜の厚みや素材、大きさによって価格が異なり、より破れにくいものであるほど値段も高くなります。

平屋にとって防犯ガラスの利用は有効な防犯対策となりますが、他の防犯対策の値段などと比較して利用を検討することがおすすめといえます。

 

3.二重窓の設置

二重窓(内窓)とは既存の窓の室内側にもう一つ窓を取り付けることです。

ガラスを割ったとしてももう一枚ガラスを割らないといけないので、時間もかかりますし、見た目から犯人に面倒だと思わせることができます。

防犯効果だけではなく断熱効果や防音効果もあります。

 

4.雨戸、シャッター、面格子の設置

雨戸やシャッター、面格子の利用も効果的です。

面格子は見た目の防犯抑止効果に期待でき、トイレやお風呂など換気が必要な小さな窓への設置が有効です。

また、雨戸やシャッターは簡単には開けることができません。

開けようとすると音もするので防犯対策としても効果的です。

雨戸、シャッター、面格子を選ぶ際はcpマーク認定の面格子を選ぶとより安心です。

 

雨戸やシャッターは不審者や空き巣に留守を知らせていることにもなりかねません。

まめに開閉し、他の防犯対策も併用すると良いでしょう。

 

5.防犯グッズを使う

防犯グッズで平屋の防犯レベルを上げることが可能です。コストの低いものも多く、複数併用がおすすめといえます。

①補助錠

玄関や窓、勝手口は2重ロックにして侵入に時間をかけさせあきらめさせることができます。

 

②防犯フィルム

防犯ガラスよりもリーズナブルで建築後からでもかんたんに窓に設置できます。

防犯フィルムを貼ることによって窓を破られにくくしたり、打撃音で侵入を諦めさせることができるなどの防犯効果に期待できます。

ただし正しく貼り付けないと効果が下がる、見た目が悪くなるなどの弱点があります。

プロの防犯フィルム施工業者に依頼するなどの工夫が必要です。

セコムには防犯フィルムと施工をまとめて取り扱いがあり、評判口コミを調査しました。興味があれば読んでみてください。

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③防犯カメラ

大きな証拠となってしまう防犯カメラは設置されているだけでも犯罪抑止効果があります。価格が手頃なダミーの防犯カメラもあります。

 

④防犯ブザー

 ガラスの破壊・衝撃や窓の開放を検知すると大音量のアラームで侵入を諦めさせることができます。

 

⑤人感付きセンサーライト

犯人の嫌う光で侵入を諦めさせる効果が期待できます。夜間の防犯対策に効果的です。

 

⑥防犯砂利

砂利を踏むたびに大きな音がでる防犯砂利は不審者の侵入を知らせてくれたり、侵入を防いだりする効果が得られます。

窓の下や外からの見通しが悪いところに部分的に使用するとよいでしょう。

 

⑦遮光カーテン、ミラーレスカーテン

遮光カーテンは屋外からも屋内からもどちら側からも見えにくいカーテンです。

ミラーレスカーテンは外からは見えにく、室内から外は見やすい便利なカーテンです。

どちらも部屋の中の様子が外から見えにくくなり、平屋の犯罪防止につながります。

 

6.外から見えすぎないバランスの取れた外構にする

プライバシーを守るために家の周りを塀や植木で囲ってしまうと死角が生まれてしまいます。

一方、外からの見通しがよすぎても室内の様子(留守かどうかなど)や間取りがわかってしまいます。

塀や植木を植えるときは密集させすぎず、適度に隙間を作る工夫があるとよいでしょう。

外から見えすぎないバランスのとれた外構づくりが大切です。

他の防犯対策と併用することで弱点を補うこともおすすめといえます。

 

7.戸締りを忘れない

警察庁の統計では侵入窃盗の手口では無縛り(カギを締めていない)の被害が最多となっております。

カギの締め忘れは防犯意識の低い家だと思われターゲットにされやすくなってしまいます。

ゴミ捨てなどの短時間の外出でも窓や玄関、勝手口のカギをかけることを徹底しましょう。

 

まとめ

平屋が狙われやすい理由とおすすめの防犯対策を説明してきました。

平屋は不審者や泥棒に狙われやすい防犯上の欠点があります。

まずは防犯に対しての意識を持つことが大切です。

基本の戸締りは確実にして、侵入窃盗犯の侵入経路として多い窓や玄関は必ず防犯対策をしましょう。

平屋に限りませんが防犯対策のポイントは面倒くさそうな家だなと思わせることです。

不審者はわざわざ入りにくそうな家は狙いません。

少しでも防犯意識が高いと思わせるように複数の防犯グッズを併用して、隙のない安心して暮らせる環境を作りましょう。

より確実な防犯対策をするには警備会社のホームセキュリティサービスを導入することをおすすめします。

 

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