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セキュリティの誤作動は幽霊のせい!?気になる原因と対策を徹底解説

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セキュリティ誤作動は幽霊のせい?アイキャッチ

夏になるとテレビとインターネットで幽霊の話題が増えてきます。

夏場はセキュリティ用のセンサーが誤作動、誤反応しやすいこともあり『幽霊で反応しているのでは』と疑うこともあるかもしれません。

セコムやアルソックなどセキュリティが、幽霊で反応するという噂を耳にしたことがある方もいるでしょう。

警備員で夜間にミステリースポットのような場所で対応したことがあります。気持ちがそちらを向いていると全てが不気味に思えてきたこともありました。

でも結局、怪奇現象を経験したこともなければ、誤作動の原因としたこともありません。

もし利用中のホームセキュリティの誤作動は幽霊かも!?と疑っていたら本記事を読んでみてください。

 

セキュリティの誤作動は本当に幽霊が原因なのか?

幽霊による誤作動を疑われるかもしれませんが、各種センサーには検知ロジックがあります。

たとえば、赤外線を発しているなら人感センサーが反応しますし、光を遮るなら赤外線センサーが反応するでしょう。

幽霊が検知ロジックにハマるのであれば反応します。

でも、そもそもそのようなわかりやすい存在であれば、すでに科学的に解明されているはず・・・。

したがって、センサーの誤作動は幽霊以外の別の原因があることを考えて対応するのが現実的で解決も早くなるでしょう。

 

からかい目的で幽霊が使われることも・・・

幽霊のイメージ

『〇〇物件のカメラには白いものが映ってたから対応時は注意しろ』

『△△物件で反応したら、やばいから覚悟したほうがいい。応援をよんで全員で対応しろ。』

新人警備員は夜勤時、このような内容で先輩警備員から注意を受けることがあります。

原因は幽霊がでるからとのこと。注意しろといわれても困りますよね・・・。塩でももっていくべきでしょうか。

 

もちろん本当に幽霊が出るわけではありません。なんなら、その注意すべき物件が実在しないことすらあります。

からかい目的で幽霊が使われることは、警備員ではよくある話です。

警備員は真夜中に対応をすることがあり、こんな注意が地味に効いてくることがあります。

緊張感が眠気ざましになるので、新人警備員には全く無意味な注意ではないのですが。

 

セキュリティの誤作動を防ぐための具体的な対策

セキュリティの誤作動が発生している場合、幽霊を疑う前に具体的な対策を検討しましょう。

ただし、ご利用者では対応に限界もありますので、警備会社の判断や対応を要請することになります。

次のような観点を把握しておくと警備会社での対応時に話がしやすくなります。

センサー検知範囲の見直し

センサーが反応し警備員が到着して原因を探っても、反応した時と同じ状況ではないため原因不明となることがあります。

ユーザーとしては幽霊を疑うことがあるかもしれません。

センサーが誤作動する理由として、センサー検知範囲の影響も考慮する必要があります。

例えば、人感センサーの検知範囲が窓のカーテンを向いている場合、風で揺れるなどささいなことで反応します。

検知範囲の見直しをすることで誤作動を解決できることは多くあります。

 

センサーの設置場所の見直し

幽霊が疑われる誤作動を防ぐためには、センサーの設置場所を見直すことも必要になります。

たとえば画像検知のセンサーが虫で誤作動する場合もあります。

画像検知のセンサーは目には見えない光を発光することで夜間でも映像監視できますが、小さな虫が光に反射して白い発光体に見え、幽霊と勘違いされることがあります

実際は虫が入り込みやすい環境に設置していることが原因ですので、設置場所を見直して移動させるか、別種のセンサーに変更することも考える必要があるでしょう。

センサーは種類に応じて、最適な設置場所を選ぶことで誤作動を抑えることに効果的です。

 

センサー種別の見直し

センサーの種類が設置場所にあっていないこともあります

センサーの誤作動が多く発生している場合、検知ロジックの異なるセンサーに変更することも効果的です。

たとえば、空間センサー(人感センサー)は温度の変化(赤外線量の変化)に反応しますので、画像検知タイプのセンサーや赤外線センサーに変更します。

ただしセンサー種別の変更はユーザーでは対応できないだけでなく、ホームセキュリティの場合ではセンサーラインナップにないこともあります。

ご利用中の警備会社に対応を要請し、ベストな判断をしてもらうことになるでしょう。

 

警備会社による定期的な点検とメンテナンス

定期的にセンサーの点検やメンテナンスの提案があれば、積極的に協力するとよいでしょう。

利用中のシステムに異常がないか確認することで、誤作動を減らすことができます。

 

誤作動が起きた場合の対応方法

セコムやアルソックなどのセキュリティでは、警戒中に防犯センサーが反応すると自動で通報してくれます。

幽霊を疑うこともあるかもしれませんが、侵入者など人による反応の可能性があります。

センサー反応の原因がわからない場合、対応は警備会社にお任せしましょう

ただし、駆けつけた警備員が原因を特定できないこともあります。

もし発生時の状況がわかるのであれば、警備会社の管制センターや駆けつけた警備員に対応協力するとよいでしょう。

原因究明がはかどり、解決しやすくなります。

 

ホームセキュリティなどの誤作動についてはこちらにも記事にしています。

いらすとや誤報の図
何故こんなことで!?ホームセキュリティに多いセンサーの誤報、誤動作

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まとめ

セキュリティの誤動作は幽霊のせいなのかについて説明してきました。

まとめると次になります。

  • 幽霊ではセンサーは反応しない
  • セキュリティの誤動作には現実的な対応が必要
  • センサー検知範囲、設置場所、センサー種類の見直しで誤動作は減らせる

セキュリティの反応がしたとしても幽霊よりも、まずは現実的な要因を疑うべきといえます。

ほんとうに怖いのは、人です。人が侵入していれば実害が発生している可能性があります。

害があるのかないのか、よくわからない幽霊ではありません。

 

セコムやアルソックの誤作動は、幽霊よりも物理的な要因で発生しています

原因不明の反応に思えても、考えられる原因の推定をもとに適切なセンサー設置と調整、センサー種別の選択で誤作動は最小限に抑えることができるでしょう

 

なお当サイトではホームセキュリティを独自調査で比較しています。興味がありましたら、こちらも参考になさってください。

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