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すぐにできるベランダの防犯対策!防犯グッズをつかった7つの対策とは?元警備員が解説します

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ベランダ防犯対策アイキャッチ

2階だから大丈夫と鍵をかけずに出かけることはないでしょうか。

じつは空き巣や不審者には施錠のかかっていない2階の窓は好都合です。

雨どいや排水パイプ、カーポートなどの足場を使ってベランダから簡単に侵入できてしまいます。

ベランダのセキュリティにも十分気を使うことが防犯の対策には重要といえます。

ホームセキュリティの利用が最も防犯対策に有効ですが、その他にも効果的な防犯対策があります。

警備会社に十数年勤務していたときの経験を踏まえ、簡単できるベランダ防犯対策から防犯グッズを使った7つの方法を説明します。

ベランダの防犯対策を探している方はぜひ最後まで読んでみてください。

 

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ベランダからの侵入が狙われやすい

施錠忘れ

べランダは空き巣や不審者に狙われやすい侵入口の一つです。

理由は次になります。

ポイント

  • 施錠を忘れがちであること
  • 換気で意図的に窓を開けている家もあること
  • 見通しの悪いベランダはバレにくく、人目に付きにくい利点があること

ベランダの防犯対策はとても重要です。

次の項目から具体的なベランダの防犯対策を見ていきましょう。

 

簡単にできるベランダの防犯対策

施錠の窓

簡単にできるベランダや窓の防犯対策を説明します。

空き巣や不審者に侵入させにくくすることが防犯対策となります。

重要な点は「目立たせて」「手間と時間をかけさせるです。

 

具体的なベランダの防犯対策を見ていきましょう。

ポイント

  1. 外出時は窓を閉めて施錠
  2. 外からベランダの見通しを良くする
  3. ベランダ付近に侵入する足がかりになるようなものを置いておかない

 

外出時は窓を閉めて施錠

あたりまえすぎて防犯対策に加える必要がある?と疑問に思われる方も多いでしょう。

警備会社に勤務していた頃、お客様の家を確認すると窓が無施錠になっていることがよくありました。

とくに2階のベランダの窓を網戸で外出しているご家庭が多かったです。

施錠を忘れていることもありますが「2階だし網戸でも大丈夫だろう。」という意識もあるのではないでしょうか。

その意識が隙となってしまいます。

不審者や空き巣にも防犯意識が低いと思われてしまいますので、しっかり窓を閉め施錠することをおすすめします。

 

外からベランダの見通しを良くする

ベランダを物置のようにしていないでしょうか。

ベランダに物がありすぎると外からみて目隠しになってしまいます。

空き巣や侵入者がガラス破りをする際に周囲の目を気にする必要がなく好都合です。

ガーデニング道具や工具などもベランダに置いてあると、ガラス破りの道具にされてしまう可能性があります。

ベランダを常にスッキリと見通し良くしておくと空き巣や不審者の侵入対策に効果的です。

 

ベランダ付近に侵入する足がかりになるようなものを置いておかない

ベランダ付近にプラスチックケースなど足場になりそうなものを置いておくと簡単に利用されてしまいます。

埋まっていないレンガやブロック、工具なども侵入のための手軽な道具になります。

道具になりそうなものは片づけて倉庫や家の中に保管することをおすすめします。

スッキリと片付けられた環境は目の行き届きを感じ、隙が少なく見えないでしょうか。

侵入の足がかりになりそうなものは片付けておくといいでしょう。

 

防犯グッズをつかった7つのベランダ防犯対策

防犯対策の図

住宅侵入の侵入経路として多いのがベランダ窓です。

2階のベランダ窓は無施錠にしているお宅が多く、空き巣や侵入者に狙われやすいためです。

2階だからと安心せず1階の窓と同様の防犯対策が必要といえます。

ベランダの防犯対策に必要な防犯グッズは、ホームセンターやネット通販で手軽に購入ができ自分で取り付けることもできます。

価格帯や性能も幅広いので、ご自宅にあった防犯グッズを取り入れることがおすすめです。複数を併用することで抑止も高まります。

 

1.ベランダの窓に防犯ステッカーを貼る

ベランダの窓にも防犯ステッカーを貼ることが有効です。

警備会社による監視があると錯覚させ、侵入を踏みとどまらせる可能性があります。

防犯ステッカーをつかう特徴をまとめると次のようになります。

ポイント

メリット

  • ステッカーで警告ができるので空き巣から狙われにくくなる
  • 入手も貼り付けも簡単
  • 防犯カメラやその他防犯グッズと併用することで犯罪抑止効果が高まる

デメリット

  • 警備会社のステッカーではないと見破りやすい
  • 経年劣化で色褪せボロボロのまま使用していると、かえって防犯意識の低い家と思われてしまう

 

2.ベランダの窓には補助錠をとりつける

ベランダの窓には補助錠をとりつけて施錠時に利用するといいでしょう。

不審者や空き巣は鍵を開けて入ることに手間と時間をかけることになります。

空き巣は侵入までの工作に5分以上かかるとあきらめる傾向にあります。

補助錠をつかう特徴をまとめると次になります。

ポイント

メリット 

  • すぐに開けられないので侵入に時間をかけさせることができる
  • 価格も手頃なものがあり、工具なしで簡単に取り付けられるものもある
  • 見た目の防犯性が高まる

デメリット 

  • 窓の開け閉めが面倒

補助錠を設置する場合、窓の上の方に取り付けることがおすすめです。

空き巣や不審者は工作に手が届きにくく、外から目立ちやすくなるので犯行をあきらめる可能性が高くなります。

 

3.ベランダの窓に防犯フィルムを貼る

補助錠と同様に防犯フィルムを窓にはることで、窓の破壊に手間をかけ侵入までの時間を稼ぐことができます。

空き巣は侵入までの工作に5分以上かかるとあきらめる傾向にあることから、時間を稼ぐセキュリティ対策が有効です。

防犯フィルムをつかう特徴を次にまとめます。

ポイント

メリット 

  • ガラスの耐久度が上がり破られにくく、打撃音でも侵入を諦めさせることができる
  • 公的に認定された基準を満たすCPマーク認定の防犯フィルムは特に防犯性が高い
  • 地震の際、ガラスの飛散防止にもなる
  • 防犯フィルムの貼り付け自体は簡単

デメリット 

  • 気泡を残さない貼り付けがむずかしい
  • プロの防犯フィルム施工業者に依頼する場合はコストがかかる

防犯フィルムを商品ラインナップにしている警備会社に依頼することも一つの手段です。

防犯効果の高い防犯フィルムを施工込みで依頼することができます。

 

4.ベランダの窓に防犯ブザーをつける

ベランダの窓にセンサーや防犯ブザーを取り付けるようにします。

窓を開けられても大音量で周囲に知らせることができるので、侵入を諦めさせる効果が期待できます。

防犯ブザーをつかう特徴を次にまとめます。

ポイント

メリット 

  • 簡単に設置ができる
  • 大音量で周囲に知らせることができるので侵入を諦めさせることができる

デメリット 

  • 誤作動があるとブザーの音が大きく近所から苦情がきてしまう可能性がある

 

防犯グッズでホームセキュリティ環境を自作してセンサーを窓に設置してもよいでしょう。

運用もすべて自分でしなければならないデメリットがありますが、自作ホームセキュリティは安価に使えます。

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5.雨どいには忍び返しバンドで対策

忍び返しの図

カーポート、雨どいや排水パイプ、庭木もベランダに侵入する足がかりになってしまいます。

雨どいには忍び返しバンド(鋭利な棒がいくつもついたバンド)を取り付け、高すぎる庭木は剪定するようにしておくと良いでしょう。

ポイント

メリット

  • 威嚇効果がある
  • よじ登りにくくなる

デメリット

  • 取り付けがむずかしい
  • 見た目が物々しい

 

6.ベランダにセンサーライトを設置する

センサーライトの図

ベランダにセンサーライトを設置するのもセキュリティ対策として有効です。

空き巣や不審者は光に照らされるという目立つことを嫌うからです。

センサー付きライトをつかう特徴をまとめます。

ポイント

メリット

  • 見た目の防犯性が高まり、犯罪抑止効果がある
  • 暗いところでも人や物を察知して明るく照らしてくれるので侵入を諦めさせることができる

デメリット

  • 誤作動で誰もいないのに点灯することがある
  • 光の目立つ夜でないと効果が少ない
  • 設置がむずかしい
  • 施工業者に設置を依頼すると高コストになる

 

7.ベランダに防犯カメラを設置する

防犯カメラ

ベランダに防犯カメラを設置するのもセキュリティ対策として有効です。

空き巣や侵入者はカメラに撮影されることを嫌うからです。

 

防犯カメラを利用する特徴をまとめます。

ポイント

メリット

  • 見た目の防犯性が高まり、犯罪抑止効果がある
  • 防犯ステッカーと併用することで犯罪抑止効果が高まる
  • 価格が手頃なダミーの防犯カメラもある

デメリット

  • 撮影範囲が限られる
  • 設定や操作が意外とむずかしい
  • 設置がむずかしい
  • 施工業者に設置を依頼すると高コストになる

 

カメラやセンサーライトを自分で設置する場合は注意が必要です。

注意ポイント

  • 落下しないようにしっかり固定すること
  • 配線は漏電しないように防水すること
  • 高所での作業は落下やケガに注意すること

屋外にカメラやライトを設置する時は配線と取り付け方に注意が必要です。

壁に設置することになりますので、しっかり固定しないと落下することがあります。

配線は防水加工しないと漏電で停電するなどトラブルの種になりかねません。

自分で設置するときは、機材を落下させてケガしたりさせたりすることにも注意です。

 

ベストな方法は電気屋さんに作業をお願いすることです。

まよったら警備会社に相談してもいいでしょう。家庭用のセンサーライトやカメラも商品ラインナップにあり設置もすべてお任せできます。

 

まとめ

空き巣や不審者も入りにくいだろうと思われる為、盲点となるベランダです。

盲点をついてくることもあるのでしっかりセキュリティ対策したほうがよいでしょう。

ベランダの防犯は次の点が重要です。

  • ベランダの窓の防犯対策
  • ベランダ全体の見通しを良くすること
  • 2階への足がかりになるようなものを置いておかないこと

市販の防犯グッズを利用するなど出来ることからはじめることで、侵入への抑止力も高まり安心して生活できるでしょう。

 

でも自分で行う防犯対策に不安を感じることはないでしょうか。

防犯対策には警備会社のホームセキュリティサービスがおすすめといえます。

異常があればすぐに駆けつけてくれますし、ベランダも含め万全な防犯対策をしてくれるので安心できるでしょう。

 

以上「すぐにできるベランダの防犯対策!防犯グッズをつかった7つの対策とは?元警備員が解説します」でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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