ホームセキュリティ ホームセキュリティの防犯

ホームセキュリティの加入率を調べてみました。データからわかる今後の見通し。

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ホームセキュリティ加入率アイキャッチ

ホームセキュリティは普及が進み、加入率が上がっています

とはいえ具体的にはどの程度増えているのでしょうか。

またホームセキュリティ未加入の理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

将来的なホームセキュリティの予想も含めデータから徹底調査しました。

ホームセキュリティの加入率を利用の参考にしたいときにお役立てください。

 

日本のホームセキュリティ加入率

日本のホームセキュリティは世帯数でどの程度普及しているのか調べてみました。

政府の調査機関の資料では、日本の世帯数は約5,664万世帯(2023年:国立社会保障・人口問題研究所資料)もあり、2030年までは世帯数が増えていくことが予想されています。

日本のホームセキュリティ市場の多くをしめる、セコムとアルソックのホームセキュリティ契約件数は次のとおりです。

  • セコム 家庭で約158万0,000件(2024年3月)
  • アルソック 個人向けで約49万9,000件(2024年3月)

セコムとアルソックの大手2社を足しても約208万件となっています。

日本の全世帯数でみると、ホームセキュリティの加入率は約3.7%であることがわかります。

数字だけでみると少なく見えますが『学校のクラスで1〜2人は利用している?』といった感じです。

まあまあ利用されている印象を受けるのではないでしょうか。

 

ホームセキュリティ未加入の理由

戸建てでもマンションでも世帯をもっていると防犯対策は気になる方も多いのではないでしょうか。

しかしホームセキュリティの加入には次のような理由で少し躊躇してしまうかもしれません。

コストの問題

ホームセキュリティを導入しない理由として、コストに対する効果に疑問を感じる点があげられます。

ホームセキュリティシステムの初期費用や月額料金が高いと感じる家庭は多いのではないでしょうか。

実際にホームセキュリティを利用している方へのアンケート調査でも「費用がもう少し安いといいのに」といった意見を複数いただきました。

(参照記事:セコムとアルソックの頂上比較!満足度が高いホームセキュリティはどっちだ!

実際の地域の犯罪発生状況とホームセキュリティの抑止効果にかける費用が見合わないと感じる場合、導入に踏み切ることは難しくなるでしょう。

しかし最近の警備会社は次のようにコストを下げたホームセキュリティも提案しています。

  • 廉価版ホームセキュリティサービスの提供
  • 各社が提供するキャンペーンや割引などの利用

例えばアルソックはセルフセキュリティなどコストを抑えた廉価版ホームセキュリティがあります。

2024年現在は従来より安く、ホームセキュリティが利用できる状況といえるでしょう。

その他のホームセキュリティ各社でも利用しやすい料金設定があります。こちらの比較記事も参考になさってください。

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ホームセキュリティが一番安いのはどこ?価格の比較とおよその相場

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防犯意識の違い

防犯意識が低い家庭では、ホームセキュリティの必要性が認識されていないことも未加入の理由としてあげられます。

本は治安が悪いわけではなく、侵入犯罪率も年々下がっています

安全神話ができ、防犯対策を意識することは減ってしまうかもしれません。

 

ホームセキュリティの普及は今後も伸びていく

最新の統計によると、日本におけるホームセキュリティの普及率は年々増加し今後も伸びていくことが予想されています。

経産省の資料(経産省資料;伸びているホームセキュリティ)ではホームセキュリティが2011年から2020年の9年で1.4倍に増えていることが報告されています。

特にセコムとアルソックの加入者数は大幅に増えています。

2016年から2024年にかけてセコムは約114万件から158万件、アルソックは約37.5万件から約49.9万件いずれも右肩上がりで増加しています。

戸建てやマンションなどホームセキュリティの加入率は引き続き上がっていくでしょう。

 

侵入犯罪率は下がり、ホームセキュリティは普及率が上がっています

ホームセキュリティが増えたことと、侵入犯罪が減っていることは関係がないとはいえません。

警察庁の資料にも窃盗犯が犯行を諦める要素に「セキュリティシステム」があげられています。

ご家庭の防犯対策にホームセキュリティは非常に重要といえるでしょう。

 

まとめ

ホームセキュリティの加入率について説明してきました。

まとめると次になります。

  • 日本の全世帯数での加入率は約3.7%
  • セコムとアルソックの大手2社で約208万件(2024年時点)
  • 未加入理由としてコスト効果への疑問と防犯意識
  • 侵入犯罪率は下がるものの、ホームセキュリティの利用者は年々増加している

ホームセキュリティ加入率は年々上昇していく予想がされています。

安全神話に頼らず、防犯対策としての効果が広く認知されていることが原因の一つです。

しかしコストや防犯意識から導入を見合わせるご家庭もあります。

今は警備会社ではコスパのいいホームセキュリティが開発され、以前より利用しやすい環境が増えています。

お住まいの防犯対策の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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